ドイツ ミニチュアワンダーランドの観光・見所について

ミニチュアワンダーランド

ミニチュアワンダーランド

ドイツの中で第二の都市とも呼ばれるハンブルクは、ヨーロッパでも名を知られた港町です。観光に訪れる人々も多いこの自然豊かな街には、観光客の間で人気を集める観光スポットが沢山存在します。中でもミニチュアワンダーランドは、世界でも最大規模を誇る鉄道模型館で、レンガでできた味わいのある建物の中にあります。
ミニチュアワンダーランドは、ブラウン兄弟と呼ばれる兄弟によって2001年の8月に創設されたものです。世界の至る所の鉄道はもちろん、様々な場所の風景やそこにある建物に加えて、その場所で暮らしている人々の様子まで再現されているが特徴です。その壮大なスケールは見事で、2002年に欧州で史上最大規模のジオラマとなりました。当初は小規模な模型からスタートしましたが、着手されて以降は、世界の様々な場所にある鉄道風景をテーマに取り上げ、次々と拡張が進められています。鉄道部分だけではなく、周りに配置された自動車などもきちんと動作するのが注目すべき点の一つです。

見どころ

ドイツの港町ハンブルクに位置するミニチュアワンダーランドは、HOスケールで世界の各地に広がる鉄道風景がリアルに再現されているのが大きな魅力です。
通常、鉄道模型と言うと、線路の上を鉄道の模型が走行するもの、といったイメージがあるかもしれませんが、こちらのミニチュアワンダーランドでは、レールのない部分でも自動車が走る風景が見られたり、空港が再現された場所で飛行機が離着陸するというような様子も眺めることができるようになっています。単に鉄道が走る姿を観覧するということに留まらず、例えば自動車のミニチュアから煙が出て、そこにパトカーや救急車などが集まってくる、というような工夫が施されていたりするので、訪れる人々は作り手のユーモアのある仕掛けを楽しむことができます。
ミニチュアで再現されている世界は、まるでその場所に本当に小さな人間たちが暮らしているかのような雰囲気になっていて、遊び心ある演出には子供だけではなく大人も思わず引き込まれてしまします。鉄道ファンの方なら、こだわりあるミニチュアの細部まで楽しめますし、鉄道にはそれほど興味のないという人でも、小さな場所に再現された大きな世界観を堪能することができます。ユーモアに溢れた精巧なミニチュアの世界は見る人の心を躍らせ、一度足を運ぶとあっという間に時間が過ぎてしまいますので、ミニチュアワンダーランドに出かける場合には、時間に余裕を持って訪れることをお勧めします。