オーストリアモーツァルトの生家の観光・見所について

モーツァルトの生家

オーストリア出身の有名な作曲家と言ったらモーツァルトです。クラシックファンのみならず、誰でも一度は耳にしたことのある名前でしょう。数々のオペラ曲やピアノ曲を作曲し、トルコ行進曲は皆から愛されるモーツァルトの代表曲です。そんなモーツァルトが生まれたのが、音楽の都ウィーンから電車で3時間ほどのところにあるザルツブルクです。修復はされていますが、当時のままのモーツァルトの生家があります。
ザルツァッハ川を渡ると旧市街地が広がっており、石畳の道を歩くことや、馬車の走っている光景を見るとモーツァルトの住んでいた時代にタイムスリップしたような気持ちになれます。その旧市街地でも有名なゲトライデガッセ(ゲトライデ通り)にひときわ目立つ黄色い建物、常に観光客が行列を作っている建物、これがモーツァルトの生家です。現在は4階から2階を博物館として開放しており、1階はスーパーとして使用しています。こちらのスーパーではレシートにもモーツァルトのマークがついていて、そのレシート欲しさにここで買い物をする人もいます。
世界中、誰もが知る天才作曲家モーツァルトの生家は年中観光客が訪れる人気スポットです。

見どころ

モーツァルトの生家の4階には、モーツァルト自身が書いた貴重な自筆譜が数多く展示されており、また両親や姉、家族の肖像画、モーツァルトとやりとりした手紙を見ることが出来ます。更に、当時モーツァルトが愛用していたピアノやヴァイオリン、日用品や家具も置いてあり歴史を感じることが出来、クラシックファン以外にも楽しめる博物館となっています。一番の見所はやはりモーツァルトが出生した部屋でしょう。
2階にはモーツァルトのオペラ作品や舞台装置をミニチュアで現したものが展示されており、オペラを知らなくても楽しめる点からこちらも観光客から人気を得ています。有名なオペラ作品を一部聴くことも出来、モーツァルトの生まれた家でモーツァルトの作品を聴く、そんな贅沢な体験をする人が後を絶えません。そして当時の家具を並べてモーツァルトが住んでいた部屋を再現した場所もあり、当時の雰囲気を感じることができます。全て見終えた後は併設のショップでグッズを買うことができます。定番のチョコレートから文房具、そして貴重な自筆譜のコピー譜も置いてあります。また、モーツァルトの生家から徒歩15分のところに生家のあと引っ越して住んだモーツァルトの住居もあります。こちらも合わせて訪問すると、よりモーツァルトについて知ることができます。
オーストリアを訪問した際は、ウィーンだけでなく第2の都市、ザルツブルクまで足をのばしモーツァルトの世界を堪能することが通と言えるでしょう。

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