ポルトガル ドンルイス1世橋の観光・見所について

ドンルイス1世橋

ドンルイス1世橋

ポルトガルの北部に位置するポルトは、大西洋に面した港湾都市であり、古い歴史の面影を感じさせる都市でもあります。リベイラを中心とする旧市街は、ドウロ川を望む丘があり、「ポルト歴史地区」としてユネスコの世界遺産に登録されています。ドウロ川には何本かの橋がかかっており、その中の1つであるドンルイス1世橋は、ポルトの中心部とヴィラ・ノヴァ・デ・ガイア地区を結んでいて、ポルトのシンボル的存在でもあります。エッフェル塔を設計した有名なエッフェルの弟子が設計した橋として知られ、2階建て構造が特徴で、上層は歩行者とメトロ用に、下層は、自動車と歩行者用になっています。

ドンルイス1世橋1 ドンルイス1世橋2

見どころ

ドンルイス1世橋はポルトの代表的な橋であり、上層と下層の2重構造で、上層と下層の間をアーチが支えている構造デザインが美しい橋です。下層部の橋のたもとから上層部までケーブルカーで上り下りすることができます。橋を下から見ると複雑な構造を目にする事が出来、上から見渡せば、赤瓦のポルトの街並みやワイナリー群の両面の眺めを楽しむ事が出来ます。また、ドウロ川のクルーズ船からの光景、遠くから見た光景、道路側から見た光景といろいろな角度からの景観は、どれも魅力的です。更に、夕方にかけたオレンジ色に染まる光景は圧巻で、夜のライトアップも素晴らしく、美しい夜景も見どころです。サン・ベント駅からまっすぐ来ると橋の上に出られます。川沿いには素敵なレストランが建ち並び、食事を楽しみながら橋を眺めるのもおすすめです。また、ヴィラ・ノヴ@・デ・カイア地区の川沿いの芝生からは、のんびりと橋を望めます。他にもワイン倉庫あたりからは、街と橋の全体的な光景を眺めることが出来ます。橋の少し先の修道院のある丘から眺めると更に素敵です。上層はメトロと歩道となっていますが、きちんと分けられていないので歩行には注意が必要です。

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