ポルトガル コインブラ大学の観光・見所について

コインブラ大学

コインブラ大学

ポルトガルの第三首都コインブラには、この町をポルトガルの文化の中心地として発展させた世界最古の大学の一つ、コインブラ大学があります。1290年にポルトガル王、ディニス一世によってリスボンに創設され、何度かの移転の後に1537年にコインブラに移転される事となったコインブラ大学は、教育水準の高さだけではなく、ポルトガルの歴史と文化の重要な鍵となる施設やバロック様式の見事な装飾が国内外の多くの観光客から人気となり、その美しさと歴史的価値から2013年にユネスコ世界遺産にも登録されています。大学やその周辺には黒いマントを着た学生達で賑わい、学内の美しい施設を散策していると、まるで魔法の世界を旅行している様な気分を味わえます。また、コインブラ大学は撮影禁止となっている施設が多いので、実際に足を運んだ旅行者にしか体験できない素晴らしい歴史探訪をする事もできます。

コインブラ大学1

見どころ

コインブラ大学はチケットを購入すれば観光客が学内を見学する事ができます。大学内は陶器のタイルで装飾された美しい歩道やバロック様式の見事な建造物が立ち並び、その中でも旅行者たちから人気のジョアニア図書館は漆塗りの趣のある本棚に30万冊にも及ぶ所蔵の一部が並べられ、壁に飾られた美しい装飾品の数々にも圧倒させられます。また、学内にある聖ミカエル礼拝堂にもバロックオルガンの優美な音色を引き立たせる見事な天井画が施されており、こちらも見逃せません。大学のシンボルでもある時計塔も観光スポットとなっています。コインブラの町並みを大パノラマで眺めることができます。その他にも中世のころに学生が収監されていた刑務所や、以前警備に使われていた弓などの武器などを展示するホールもあり、ポルトガルの歴史や文化を実際に見学する貴重な体験をする事ができます。また、コインブラ大学は大学内を案内してくれるツアーもあります。