バーデンバーデン
ドイツのバーデンバーデンはシュバルツバルト(黒い森)の北部に位置する温泉保養街として有名です。ドイツのヴェルデンブルグ州に属する都市で、古くから温泉地として知られ、17世紀末にフランス軍の侵入により一時荒廃しましたが、1806年よりバーデン大公国の支配下に置かれました。18世紀中頃より貴族や上流階級の人たちの保養兼社交場となりました。バーデンという語自体が入浴するを意味しており、バーデンインバーデンの中心を略して、バーデンバーデンと呼ばれるようになりました。長期滞在を楽しめるように、競馬やカジノ高級ブディックや高級レストランなどもあり上品な軽井沢といった雰囲気の街です。日本の温泉宿のようにホテルや宿泊施設に温泉があるわけでなく、大きなスパやテルメに出かけていって入浴します。多くは水着の着用で入りますが、一部では混浴、裸で入るところもあります。またアクア治療の設備もあり、ドクターのアドバイスのもとに治療が受ける事ができます。
見どころ
バーデンバーデンでは、まず第一に温泉やスパを楽しむという他に、クアーハウスではコンサートやカジノも楽しめます。男性はネクタイ着用する等の正装風な装いで行きます。女性は特に指定はないそうでですが、男性のネクタイジャケットに釣り合うような格好が望ましいでしょう。カジノへ行く際はパスポートが必要です。バーデンバーデンにあるオース川沿い南に行くと、の深い緑に囲まれた並木通りリヒテンターラーアレーの遊歩道をゆったりと散歩するのも心地よい時間が過ごせます。バーデンバーデンでは、豊かな自然と温泉やテルメをのんびりリラックスして過ごすスタイルが主流です。多くのショップやレストランがあるランゲ通り、レオポルド広場から東北に進むとソフィーエン通りにはブランドショッピングを楽しめるお店があります。ドイツのバーデンバーデンメインである温泉が堪能出来るクアハウスのメイン2つを紹介します。カラカラテルメ(Caraclla Therme)は屋内、屋外の温泉プールの7種の他にサウナやマッサージなどウェルネスプログラムが充実した施設です。フリードリヒスバード(Friedrichsbad)はルネサンス様式のゴージャスな施設。先に紹介した場所よりより療養に特化した大人向けのクアハウスです。日本にも温泉水を飲む治療、健康法がありますが、ドイツバーデンバーデンにもあります。トリンクハレという17000も前から湧き出ている飲泉所があります。興味がある方は是非飲んでみてください。あなたの健康に良い効果があるかもしれません。