ゴシック地区
スペインのバルセロナにはゴシック地区と呼ばれるエリアがあります。バルセロナにあるシウタ・ベリャ区の一区画の名前です。ランブラス通りライエタナ通り、地中海からロンダ・ダ・サンペラ通りまで伸びています。歴史的には19世紀から20世紀にかけて幾つかの変化を経験していますが、それでも中世からの建物が多く残されています。中にはローマ時代まで遡る事が出来るような歴史的建造物があるのが特徴と言えるでしょう。ローマ帝国に支配されていた時代では街の中心地として栄えており、多くのローマ人が住んでいたエリアです。小道が沢山あって非常に入り組んでおりまるで、迷路のようになっています。歴史的建造物もありますが、他にも昔からあるような家々だけでは無くて、レトロな看板が掲げられている古いお店等も沢山並んでおり、単純に歩いて見学するだけでも楽しむ事が出来るでしょう。実際に世界中から多くの観光客が集まっているエリアとなっています。
見どころ
スペインのバルセロナにあるゴシック地区は、その建物や景色を見るだけでもなかなか楽しめる観光地となっています。その歴史あふれるエリアの中には、他にも様々な見どころが沢山あります。例えばレイアール広場があるのですが、目印は中心に備えられた噴水です。その噴水を中心にしてアパートやホテル等が立ち並んでいます。住んだり宿泊するだけでは無くて、例えばバルやレストラン、さらにはクラブ等も入っていますので観光客だけでは無くてバルセロナ市民で賑わっている場所です。東西南北に出入口が設置されており、そこからゴシック地区だけでは無くて、ランブラス通りなどに行く事が出来るでしょう。さらにレイアール広場にはかのアントニオ・ガウディが設計した街頭があり見どころになっています。若きガウディが初めて請け負った仕事と言われているので、ガウディファン、美術ファンにとっての見どころとも言えるでしょう。ゴシック地区には他にも、ピ広場や、サン・ジャウマ広場等もあります。特にサン・ジャウマ広場ではバルセロナの行政機関があり、カテドラルに通じる小さな通りも存在しているのですが、この場所は頭上に石の彫刻で装飾された渡り廊下があり非常に美しい場所となっており、ゴシック地区の見どころの1つとなっているのです。ピ広場には石造りのピ教会がシンボルとなっており、カフェやショップなどが立ち並んでいますので、ちょっとした休憩所として利用する事が出来るでしょう。