オーストリアカラヤンの生家の観光・見所について｜現地オプショナルツアーの[みゅう]

カラヤンの生家

世界的に有名な指揮者ヘルベルト・フォン・カラヤンの生家が、ザルツブルクにあります。カラヤンは1908年オーストリアのザルツブルクで誕生しました。ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団やウィーン国立歌劇場などで指揮、芸術監督を務め、クラシック音楽界において最も署名な人物として有名で、20世紀を代表する指揮者であり「帝王」と評されました。日本とのつながりも深く、1954年の初来日以降、11回来日し、指揮者の代名詞としてクラシックファンのみならず、一般大衆も認知するほどです。中でも「運命」と「未完成」のレコードは、日本で150万枚を売り上げるほどでした。また日本の音楽ホールの建設にも設計の段階から携わり、建物の前の広場はカラヤンの名に因んで「アーク・カラヤン広場」と名付けられています。

見どころ

ザルツァッハ川に架かるマカルト小橋の近くに、カラヤンの生家があります。とても眺めのいい場所に建ち、目の前にはザルツァッハ川が流れ、遠くにホーエンザルツブルク城が見えます。現在はオーストリアの銀行が所有しているこの生家は、4階建てのかなり大きな建物です。カラヤンの家には室内楽愛好家が集まっていたそうですから、幼いころから音楽とともに育つ環境に置かれていたといえるでしょう。のちにカラヤンはモーツァルト音楽院に入学し、医者である祖父や父とは違う音楽の道を歩み始めます。カラヤンの生家の庭には、ブロンズ製のカラヤンの銅像が建っています。普段着で指揮をしている等身大の像は、観光客が足を止めるシャッターポイントにもなっています。

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