イタリアムラーノ島の観光・見所について｜現地オプショナルツアーの[みゅう]

ムラーノ島

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ムラーノ島

ムラーノ島は、イタリアでも屈指の人気観光地ベネチアの北東に位置する島。ムラーノ、ブラーノ、リドなどいくつかある離島のうちのひとつです。ベネチアは運河が街中を走る景観で有名ですが、ムラーノ島も例外ではなく大小様々な運河を水上バスのヴァポレットが走っています。運河によって７つの島にわかれていますが、橋によってすべて繋がっています。ベネチア本島からはヴァポレットを利用して島へ入ることができます。他の離島へもヴァポレットで行き来することができます。ムラーノ島といえば「ベネチアングラス」というほど吹きガラスによるガラス工芸が有名で、島中にはガラス工芸品のショップがいたるところに見られます。重要な建築物は、7世紀に建てられ12世紀に再建された代表的なビザンチン建築のひとつサンティ・マリア・エ・ドナート教会があります。また、イタリアベネチア派を代表する画家ベッリーニなどの絵画のあるサン・ピエトロ・マルティーレ教会も有名です。

見どころ

ムラーノ島の見どころは、何と言っても世界的に有名なベネチアングラスです。とてもカラフルで装飾性が高く、イタリアのお土産としてもとても人気があります。特徴は、鉛を含まないソーダ石灰を使うことで、コバルトやマンガンなどの鉱物を混ぜることによってカラフルでヴィヴィッドな色合いを表現できます。小さなものではとんぼ玉や巨大なオブジェまで様々なものが作られ、それらを売るガラス工芸品が立ち並びキラキラと輝く風景が印象的な島です。ムラーノ島のガラス工場では工場見学をさせてくれるところもあり、中のショップで作られたガラス製品を買うこともできます。街自体もとてもカラフルで可愛らしいムラーノ。街の中を走る運河にそって歩きながら、ガラスショップをのんびり散策するのもいいですね。建築物では、サン・ピエトロ・マルティーレ教会は見逃せません。ジョヴァンニ・ベッリーニの絵画「聖母子と天使と聖人達」などイタリアベネチア派の作品があることで有名です。作品もさることながら、必見なのはその建造物。ガラスが散りばめられた床のモザイクや、ガラスでできた立派なシャンデリアなど、ベネチアのムラーノ島ならではの豪奢な雰囲気が楽しめます。重要な建造物や美しい吹きガラスも素晴らしいのですが、水の都ベネチアの離島から観ることができる、沈む夕日に海に反射してキラキラと輝き、ベネチア本島の建物がシルエットで浮かび上がるその風景だけでも、来てよかったと思わせる魅力があります。

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