イタリア青の洞窟の観光・見所について｜現地オプショナルツアーの[みゅう]

青の洞窟

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青の洞窟

南イタリアの中心地ナポリの前に広がるナポリ湾にカプリ島があります。カプリ島を世界的に有名にしているのが「青の洞窟」。内部全体が神秘的な青い光に包まれる幻想的な洞窟です。地中海気候に属することから一年を通して温暖なカプリ島ですが、特に夏にはイタリア国内だけではなく世界各地から避暑にたくさんの人が押し寄せます。島の周りは波によって侵食された断崖絶壁が続き、コバルトブルーの海との美しい対比を見せてくれます。青の洞窟は波のよって侵食された洞窟の一つですが、狭い内部からは想像もできないほど内部には広い空間が広がっており、その海の色の独特な美しさは筆舌に尽くせません。青の洞窟は世界でも唯一無二の絶景といえます。南イタリアでも屈指の景勝地です。かつては作家アンデルセンの小説「即興詩人」の舞台ともなり、さらに昔には、世界を手中に収めた歴代ローマ皇帝が泳いだと言われる場所でもあります。

見どころ

カプリ島の周辺部は波の浸食によって断崖絶壁の地形ですが、一部が地盤沈下によって海面すれすれまで沈んでしまいました。そのようにして青の洞窟もできたのですが、その地理的状況ゆえに、長らく地元民のみが知る絶景ポイントでした。洞窟へのアクセスは手漕ぎボートのみです。港から大きなボートで洞窟近くまで行き、手漕ぎボートに乗り換え、海上の洞窟に入っていきます。これは、洞窟への入り口がとても小さく、手漕ぎボートでも頭を屈めて入らないといけないほど入り口が小さいためですが、高潮の時や海が荒れた時は入り口がほぼ海水で満たされてしまうため入ることができません。波が安定しているのは夏の時期ですが、これも全て当日の天候次第といえます。小さな入り口とは対照的に、内部は信じられないほど広い空間が広がっています。入場ができない場合もあるのに世界各国から観光客が訪れる理由は、ただ一つ、ここでしか見られない絶景です。もともと青いナポリ湾の水ですが、太陽の光がほとんど届かない洞窟内は深い深い青色が洞窟内に反射し、全てを青い輝きで満たします。特に光が美しく反射するのは午前中なので、より美しい光景を楽しむことができます。

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