イギリス バース寺院の観光・見所について

バース寺院

バース寺院

イングランド西部、バース・アンド・ノース・イースト・サマセット地区にある都市バース。人口約9万人のこの都市の主な産業は観光であり、イギリス国内ではロンドンに次いで多くの観光客が訪れる人気の観光地です。インフォメーションセンターがある、アビー・チャーチ・ヤードは、大道芸人と見物人、多くの人々で賑わっています。バースは、古代ローマ時代から豊かな温泉が湧く街として栄えていました。「バース」はお風呂の「バス」という言葉の起源となった街です。豪華な装飾が施されたローマ式の大浴場や神殿跡が残されています。ローマ人が去った後、この街は衰退しますが、18世紀、ジョージ王朝時代に、貴族や富裕層の保養地として再開発され、ジョージアン形式と呼ばれる美しい建物が多く建てられました。この時代に建てられた街並が完全に保存されていることから、バースの街全体が世界遺産に登録されています。長い歴史のあるこの街は、多くの観光スポットがありますが、ひときわ存在感を放つのは、巨大なゴシック様式の寺院、バース寺院です。ローマ時代の浴場跡が残る「ローマン・バス博物館」の隣にあり、993年、史上初の統一イングランド王となったエドガー王が戴冠式をおこなったとされる由緒ある寺院です。

バース寺院1 バース寺院2

見どころ

明るく柔らかい雰囲気をかもし出すバースの街並は、この地方で採掘される「バース・ストーン」と呼ばれるはちみつ色の砂岩が使われています。街の中は多くの花々が飾られ、訪れる人々の目を楽しませています。何気ない小道までも絵になるこの街を、カメラを片手に散策するだけでワクワクします。バースの中心に街を見下ろすようにそびえ立つバース寺院は、1616年に完成した建物。正面西側のファサードには、天使が6人づつ梯子を上り下りする彫刻が施されています。この珍しい彫刻は、1499年にオリバー・キング司教の夢に現れて「オリーブに王冠を確立させ、王に教会を修復させよ」とお告げをした天使の逸話に由来しています。奥行き67m、高さ24mの広々した寺院の内部は明るい白を基調とし、後期イングランド・ゴシックの扇形天井は豪華で精緻。そしてこの寺院の特徴は、壁面積の80パーセントが窓であること。ゴシック様式の特徴であるステンドグラスの面積の広さから、「イングランド西部の灯火(ランタン)」と讃えられています。灯火(ランタン)とは教会の採光塔の意味もあるのです。荘厳な空気が漂う寺院内の壁一面を彩る鮮やかなステンドグラス、凜とした空気が心地良いです。多くの観光客が訪れるバースは、グルメも充実しています。アフタヌーン・ティーでイギリスの伝統菓子スコーンやサンドイッチ。軽い食事はカジュアルな軽食が楽しめるパブがお勧め。伝統的なフィッシュ&チップスや季節により様々なメニューが楽しめます。

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