フランス ポンピドゥー センターの観光・見所について

ポンピドゥー センター

ポンピドゥー センター

ポンピドゥー センターは、フランス・パリにある芸術文化総合施設のことです。「ポンピドゥー」とは、フランス第五共和制の第二代大統領で現代美術をこよなく愛した、このセンターの発案者でもある「ジョルジョ・ポンピドゥー」にちなんだもの。現代美術や現代音楽、ダンスや映画といった美術を一堂に集めた施設として、1977年にオープンしました。施設の中には、国立近代美術館、産業創造センター、現代音響音楽研究所IRCAM、公共図書館などが入っています。
ポンピドゥー センターは奇抜なデザインが印象的な建物でもあり、パリの中では異色の存在。6階建てですが、最上階まで上がると、パリの街並みが一望できるのも魅力です。
国立近代美術館には、ピカソやマティス、ミロ、ダリ、シャガールなど、ヨーロッパ最大規模の近代絵画コレクションが収蔵されています。
さらに、ポンピドゥー センターは、展示品だけでなく、あらゆるジャンルの映画上映やコンサート、ダンスのほか、講演会なども開催されています。

見どころ

ポンピドゥー センターでは、毎年たくさんの企画展が開催されています。20世紀の有名な芸術家の作品を展示したり、お芝居やダンス、音楽のコンサートなどが行われています。
モダンな雰囲気の施設内には、子供がアートに親しめる「子供のアトリエ」がありファミリーに人気です。
また、一般的な映画館では上映されない映画が鑑賞できるのも、ポンピドゥー センターの魅力。非常に独創的なラインナップとなっています。
さらに、屋上展望テラスやオシャレなレストランも併設されています。素敵でセンスのよいアートや雑貨を販売しているショップもあるので、のぞいてみるのもよいでしょう。また、センターは夜遅くまで開いているので、芸術を堪能しがてら、ディナーを楽しむのもよいかもしれません。夜であれば、最上階から、エッフェル塔を含むパリの素晴らしい夜景を楽しむことができるのも魅力です。美術館に興味がない場合は、高いところから街並みを眺めることができる最上階にだけいくこともできます。
なお、ポンピドゥー センターは、美術館共通パスである「パリミュージアムパス」での入場が可能です。このパスがあれば、パリの別の美術館にも入場することができますので、入場券を買うために並ぶ必要もありません。美術館巡りをする際には購入しておきたいものです。
格調高い美術館に疲れたら、現代アートでほっと一息。ポンピドゥー センターは、そんな施設です。