フランス サント・シャペルの観光・見所について

サント・シャペル

サント・シャペル

サント・シャペル教会はフランスのパリ中心部、セーヌ川の中州のシテ島にある教会です。サント・シャペル教会は1248年にルイ9世によって建設されたのです。ルイ9世は「聖王ルイ」とも呼ばれるほど敬虔なキリスト教徒であったと言われています。
この教会が作られたのは国家予算の半分もの値段で購入した、聖遺物をはじめとした収集物を収めるためだと言われています。サント・シャペルとは「聖なる礼拝堂」という意味を持ち、パリでは欠かせない観光名所の1つとなっています。礼拝堂は1階と2階に分かれており、2階の天井高は約20m、1階は約6.6mとなっています。
サント・シャペル教会の営業時間は3月から10月までは9:30‾18:00、11月から2月までは9:00‾17:00までと季節によって時間が異なっているので、観光の際には事前確認が必要です。最寄り駅はメトロ4号線シテ駅になります。教会内に入る前にはセキュリティチェックが必要になります。

サント・シャペル1

見どころ

サント・シャペル教会はパリでは有名な観光名所です。裁判所内にある教会のため初めての場合はわかりにくいので時間に余裕を持っていくと安心です。
サント・シャペル教会の見どころは何と言っても美しいステンドグラスです。これは旧約聖書と新約聖書のキリストの誕生から復活までを表現しており、100以上の場面が再現されていると言われています。壁全体がステンドグラスで覆われていてその面積は広大で600平方メートルもあります。
パリ最古のステンドグラスでありその美しさは見るものを圧倒してしまうのです。光が差し込んだ時が最も美しく見えるのですが、時間帯によって様々な美しさを見せてくれる教会です。日中だけでなく夕方には夕方の美しさ、また季節によっても異なった美しさを見せてくれるのです。
1階は天井が低く小さいのですがもともとは召使などのスタッフが利用していたのです。階段を使って2階に上がると美しいステンドグラスや彫刻を楽しむことができます。1階から上がっていくとステンドグラスの大きさと美しさに圧倒されてしまい言葉も出なくなるほどです。
またこの教会では夜間クラシックコンサートが開催されています。観光客でも気がるに楽しめるようになっており、カジュアルな服装でも入ることができます。このクラシックコンサートは年中通して行われているのでいつでも楽しむことができます。美しい教会の中で聞くことができるクラシック音楽は、通常で聞くよりもまた違った音色で響いてくるのです。