フランスエギーユ・デュ・ミディの観光・見所について

エギーユ・デュ・ミディ

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エギーユ・デュ・ミディ

エギーユ・デュ・ミディとは「正午の時計の針」という意味を持つフランス・アルプス山脈の山で、1955年に頂上までのロープウエイの建設が完成しました。標高1035メートルのモンブランの麓の街・シャモニー・モン・ブランからエギーユ・デュ・ミディの山頂部にある駅まで途中1回乗り継ぎ、20分で登ることができるようになりました。
ロープウエイは70人乗りで、標高2317メートルの中間駅プラン・ド・レギュイユまで約10分、乗り継いで時速40キロの速さで標高差1460メートルを10分ほどで登ります。ほぼ垂直に上がるので、目の前に山が迫り迫力満点です。このロープウエイのおかげで、ほとんど歩かずに3842メートルのエギーユ・デュ・ミディの山頂に立てます。山頂の展望台からは、雪をかぶった標高4810メートルのモンブランの山が目の前に現れます。
展望台から辺りを見回すと、雪山に小さくパーティを組むアルピニストの姿を目にすることもあります。また展望台には、喫茶店やみやげ店などもあり一息つくことができます。

見どころ

エギーユ・デュ・ミディ展望台のロープウエイ乗り場はシャモニーの街にあります。このシャモニーの街は、標高1035メートルの場所にあるヨーロッパ最高峰の山・モンブランの麓にあるリゾート地で、1924年に第1回冬季オリンピックが開催された街として知られています。シャモニー渓谷やモンブランにあるスキー場は、老若男女を問わず高い人気を集めています。またこの街はリゾート開発が進み、ダイナミックな自然を舞台にしたパラグライダーやロッククライミングなどのスポーツも人気で、その他にテニスやゴルフも楽しむことができます。
何といってもロープウエイがあるので、ほとんど歩かずに壮大なアルプスの眺めを誰でも楽しむことができるのは大きな魅力です。
エギーユ・デュ・ミディ展望台からの景色は素晴らしく、晴天のブルーと一面の真っ白な雪のコントラストは最高です。周り全部が標高が高い尖った形の山ばかりの中に、一つだけふっくらと丸みをおびた山があり、それがモンブランです。この展望台から岩をくり抜いた中に設けられたエレベーターで、さらに一番高い標高3842メートルの展望台に上れます。360度のパノラマビューは見応えがあり、眼下には大氷河が、眼前にはイタリア国境の峰々とモンブランの絶景が広がります。またこの展望台には「空中の一歩」と呼ばれるスケルトンの展望台があり、前面透明のガラス張りで話題を呼んでいます。天気が良く風がない日には、イタリア側に行くゴンドラに乗って空中遊泳も楽しいです。

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