ハンガリーブダペストの観光・見所について｜現地オプショナルツアーの[みゅう]

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ブダペスト

ハンガリーの首都、ブダペストはもともとはドナウ川を挟んで西側をブダ地区、東側をペスト地区と呼び、別々の街でしたがのちに合併して現在の街を形成しています。もともとブダ地区は政治的や軍事的な意味合いの強い街で、ペスト地区は経済の中心地でした。
このような経緯からハンガリーで最大の都市であり、経済や政治、交通の要衝ですがその美しさからドナウの真珠と称されます。
街には地下鉄やバス、トラム、トロリーバスなど様々な公共交通機関が張り巡らされ、有名な観光地にはこれらを使ってほとんどアクセスできるため、個人旅行でも観光しやすい特徴があります。
ハンガリー料理の特徴はパプリカ、日本でいう赤ピーマンを多用することで一番の名物料理はグヤーシュというシチューのような食べ物です。また世界的にも有数のフォアグラの生産地でもあるので、日本よりも格安で世界三大珍味の一つであるフォアグラを楽しむことができます。お酒はビールよりもワインが好まれます。日本でも人気の甘く気品のあるトカイワインも名産です。

見どころ

鎖橋はドナウ川にかかる吊橋で西岸と東岸をつなぎ、ブダベストの象徴といえる橋です。洪水にも耐えうる構造を持つブダペストで最初の橋であり、また最も美しい橋とも言われています。夜になると鎖橋には電球が灯され、とても美しい夜景を楽しめます。
鎖橋を渡ったブダ地区には丘がありそこにはブダ城があります。王宮のある丘にはケーブルカーで登ることができ、わずか数分の乗車ですが眼下に広がるドナウ川とブダペストの街並みを一望できます。ブダ城内部には、歴史博物館とハンガリー美術館があり、ヨーロッパでは珍しいオスマン帝国やモンゴル軍の襲来を受け、遊牧民のルーツを持つというハンガリーの歴史を知ることができます。ブダベスト、ドナウ川川岸、ブダ城並びにアンドラーシ通りは世界遺産に認定されています。
街で有名な建物には、ハンガリー国立オペラ館やマーチャーシュ教会があります。マーチャーシュ教会はハンガリーを代表するジョルナイ窯の瓦屋根やガーゴイルが乗った尖塔を持つゴシック様式の美しい大聖堂ですが、オスマン帝国が支配した時代にはイスラム教のモスクとして使われ、その当時には聖堂内のフレスコ画も偶像崇拝を禁じるイスラム教徒によって塗りつぶされたという過去を持ちます。国立オペラ劇場と並び、音響が素晴らしいことでも知られ、コンサートホールとしても市民に愛されています。ハンガリーオペラ劇場は、世界三大オペラハウスの一つで、様々なオペラやバレエ、歌劇の初演場となりました。

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