アリアンツ アレーナ
アリアンツ アレーナは、ドイツ連邦共和国バイエルン州ミュンヘンにある、サッカー専用の競技場です。約7万人近くの観客を収容できるスペースを持ち、最新技術を駆使した、非常にモダンな競技場でもあります。また、夜には赤、青、白にライトアップされるのも印象的な施設です。FCバイエルンのホームスタジアムとしても知られています。
「アリアンツ」とは、ドイツ最大の保険会社の名称です。 スイスの建築家ヘルツォーク&ド・ムーロンのコンビが、スタジアムのデザインを手がけました。
アリアンツ アレーナは、2006年のFIFAワールドカップドイツ大会の会場として使用されました。しかし、FIFAの大会では、公式パートナーとサプライヤー以外の名称を出すことが禁じられていたため、別名で呼ばれ、アリアンツ アレーナという名前が世界に知られることはなかったようです。
現在、アリアンツ アレーナはミュンヘンのシンボルとなり、ドイツ国内で最も重要な10の国家的文化施設のひとつに数えられています。
見どころ
見所:アリアンツ アレーナで試合が行われる日には、いつも満席近くになるのが特徴です。7月初めにそのシーズンの試合日程が発表されますが、チケットはすぐに完売になることが多いようです。試合を観戦したい場合は、当日ではなく、早目に購入しておくほうがよいでしょう。
また、アリアンツ アレーナ内には非常に広い飲食スペースがあり、超満員であっても、飲んだり食べたりするのに困ることはありません。ドイツビールやソーセージ、ホットワインなど、ドイツらしい食べ物を購入することもできます。さらに、レストランによっては、試合を見ながら食事できるところもあります。
客席は全席屋根付きなので、雨などの悪天候になっても、濡れることなく快適にサッカーを鑑賞することができます。さらに、3層式の階段席という構造なので、どの座席についても試合が見えない心配はありません。
スタジアムの中には、メガストアと呼ばれるオフィシャルショップがあり、チームにちなんだグッズを購入できます。市内のショップよりもはるかに品ぞろえが豊富で、ファンには嬉しいお土産を買うこともできるでしょう。
また、シーズン以外や試合を行っていないときには、ドイツ語や英語によるスタジアム見学ツアーが行われています。建物の構造や材質、歴史を教えてくれたり、巨大写真パネルの選手と記念撮影をすることもできます。さらに、一般客立ち入り禁止のところも見せてもらえるのも魅力。特にサッカーの試合に興味がない人も楽しめるツアーになっています。