ドイツ ハンブルクの観光・見所について

ハンブルク

ハンブルク

ドイツの北西部に位置する自由都市ハンブルクは、ベルリンに継ぐ第二の都市として経済や音楽、スポーツなど多くの文化が盛んとなっています。鉄道、定期船、バスなどの交通網が充実し、多くがHVV(ハンブルク交通連盟)に加盟しており、共通の切符で利用できるため観光がしやすく、またヨーロッパ一の緑化都市にも選ばれたほど緑にも溢れているため、ドイツという国を余すところなく知るのに適した場所でもあります。
ハンブルクは波乱万丈な都市でした。敵対民族の襲撃や、コレラの大流行、第二次世界大戦で何度も壊滅的破壊を受けましたが、その度に復興を続け、近代的な都市となりました。古い建物が比較的少ないのはそのためです。
戦火の後、復興の象徴として教会も修復、改修されてきました。教会の地下墓地にはハンブルクで活躍した音楽家たちが眠っています。室内の装飾も大変美しく、世界的に有名なパイプオルガンは多くのオルガン奏者やオルガン製作者の巡礼地となっています。
少々天候が悪い場合があるため、屋内観光ができるスポットも人気があります。新市街にはヨーロッパ最大のショッピングモールもあり、通り同士を結ぶアーケード内にはブランド品から雑貨、カフェなど様々な店が軒を並べ、街歩きをしながらショッピングを楽しむのに最適となっています。
ハンブルク港はドイツ最大の物流拠点ともなっています。遊覧Dでの観光や、日曜の朝にフィッシュマルクルトと呼ばれる朝市も開催され、賑わいを見せています。

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見どころ

【聖ミヒャエル教会】北ドイツでも珍しいバロック様式の建物で、内装も金や白を基調とした豪華な装飾が施されています。教会内には5台のオルガンが点在しており、正午に教会を訪れるとオルガニストが奏でる15分間の演奏を鑑賞できます。
【ハンブルク市庁舎】宮殿のような豪華な外観のバルコニー上部には、ハンブルクの自由の精神を象徴した銘文が掲げられています。館内は一般に開放されており、中庭には1892年のコレラ流行によって亡くなった多くの犠牲者の追悼のために作られた、女神ヒュギエイアの噴水があります。目の前の運河には白鳥がたくさんいる事もあり、おしゃれなカフェでくつろぐ事もできます。
【アルスター湖】水の都市ハンブルクの象徴とも言えるアルスター湖は、大都市にあるとは思えないくらい巨大な湖です。遊覧船でゆったり景色を眺め、アルスター湖南部周辺にあるショッピング街や観光スポットを巡る事もできます。
【アルトナ地区】下町だけどおしゃれな地域という雰囲気のアルトナ地区は様々な人種、様々な国のレストランが並んでいます。中でも小さなオペラ座「Hamburger Kammeroper」は普通の食事も予約でき、16時以降には子供向けに短縮されたオペラを上演しているため、オペラが始めての方でも楽しむ事ができます。
【ハンブルク動物園】檻がない動物園で、身近に動物を見ることができます。ゾウなどに自分の手からえさをあげることができます。