ドイツ デュッセルドルフの観光・見所について

デュッセルドルフ

デュッセルドルフ

デュッセルドルフは、ドイツ連邦共和国ノルトライン・ヴェストファーレン州の州都です。ライン川のほとりに位置する都市で、陸・空・海とインフラが抜群に整っている立地条件から、ビジネスの拠点ともなっている地域です。日本企業も、約450社がこの地に進出しているといわれています。中央駅前のインマーマン通りは、日本食レストランや日系のお店などが多く、リトルジャパンのような雰囲気を醸し出しています。
また、デュッセルドルフはビジネスのみならず、文化やショッピングも充実。美術館や博物館などがたくさんあります。美しい並木通りであるケーニヒスアレーは、ファッションの発信地として人気。高級ブランドのショップが並び、オシャレやレストランやカフェもあります。
南部に足をのばすと、ベンラート城という後期バロック様式のお城があり、緑豊かで広大な庭園でのんびりすることもできます。
昔の面影を残す旧市街地があったり、伝統的なカーニバルなども開催されており、ドイツを感じることのできる街でもあるでしょう。

見どころ

見所:デュッセルドルフには、ドイツの偉大な文豪ゲーテをテーマにした「ゲーテ博物館」があります。肖像画や原稿など、ゲーテにちなんだものを、約35000点展示しています。「州立美術館K20」は、20世紀に活躍したヨーロッパとアメリカの近代芸術家の作品を展示している美術館です。1961年にオープンし、ピカソやクレーなどの作品を鑑賞することができます。さらに、デュッセルドルフの中心部には、「クンストパラスト美術館」があります。ここには、ミロやダリ、カラバッジオなどの絵画が展示されています。
また、デュッセルドルフには、日本文化センター「恵光」があります。1988年に、日本の文化や仏教を伝えるべく、財団法人仏教伝道協会や株式会社ミツトモの創始者沼田氏などが中心となって作られた施設です。寺院や日本庭園などがあり、桜や紅葉なども楽しめる空間です。ドイツにいながらにして、日本を感じられる場所でもあるでしょう。
それから、デュッセルドルフの旧市街地には、260もの飲食店が並んでいます。狭いエリアにひしめくその光景は圧巻で、「世界一長いバーカウンター」と呼ばれることもあるほどです。また、エリア内には13世紀に建設された「聖ランベルトゥス教会」があったり、ショッピングできるお店もたくさんあるので、観光としても魅力のあるところです。長く続く石畳をのんびりと歩くのもよし、路面電車も走っているので利用するのもよいでしょう。