ドイツ シュタイフの観光・見所について

シュタイフ

シュタイフ

ドイツの最高級ぬいぐるみブランド「シュタイフ」は1880年にドイツで誕生し、世界的にも有名なテディベアを最初に生産した会社でもあります。
シュタイフ社は、フエルト製品販売会社を設立していたマルガレーテ・シュタイフが、甥や姪のプレゼント用として作ったゾウのぬいぐるみの思わぬヒットによって誕生しました。新たな商品としてモヘヤを使用した抱き心地の良いクマのぬいぐるみを販売しましたが、高額のためかドイツではあまりヒットせず、たまたまアメリカで販売された一体がルーズベルト大統領に贈られたことがきっかけで、アメリカ全土を巻き込んだ一大ブームとなりました。大ブームと共に粗悪な模倣品が出回りだしたため、シュタイフ社のテディ・ベアの特徴である左耳のタグが付けられるようになり、商標とされています。
シュタイフ社では歴史に残る作品を忠実に再現したレプリカや、世界各地で販売されるオリジナルの限定品などを次々と販売し、ファンクラブを設けるなどして世界中の多くのファンを魅了し続けています。

シュタイフ1 シュタイフ2

見どころ

【マーガレーテ・シュタイフ・ミュージアム】ギーンゲン駅からクマの足跡を辿ると、ミュージアムにたどり着きます。シュタイフ社の130年にも及ぶ歴史的コレクションが数多く展示され、多くのテディファン、ぬいぐるみファンの必見の場所となっています。ミュージアム内の解説や案内看板は日本語にも対応しており、2Fの一角ではテディ・ベア製作工房が設けられ、熟練の職人たちによる伝統的なベア製作を見学する事ができます。1Fにある世界最大のシュタイフショップでは、毎年ミュージアム限定のテディ・ベアを販売し、多くの観光客で賑わいます。また15mもの長いスライダーや、柔らかなモヘアが敷かれたキッズコーナーもあり、小さな子供も飽きずに楽しむ事ができます。
【シュタイフ・ファクトリー・アウトレット】倉庫のような佇まいですが、タグが付いていなかったり、色々な種類のぬいぐるみがあったりと、宝探し感覚でショッピングが楽しめます。お気に入りの一品が見つかるかもしれません。
【ビストロ・クノフ】博物館の見学に疲れたらここで休憩ができます。スタイリッシュな雰囲気の店内では、香り豊かなコーヒーと軽食がいただけます。なかでもテディーベアのクッキーやクマの形をしたアイスプレートは食べるのがもったいない程の可愛らしさです。日本語に対応したメニューも用意されています。屋外のテーブルでは外の景色を楽しみながらゆっくりとくつろぐ事ができます。