スペイン イビサの観光・見所について

イビサ

イビサ

イビサ島はスペインバレンシア市の地中海沖にある島の一つです。イビサ島に港が建設されたのは紀元前654年まで遡り、フェニキア人が作ったものと言われています。イビサ島は、南西に約80キロほど離れたバレアレス諸島最大の島であるマヨルカ島の1/6くらいの大きさです。イビサ島は1990年にはユネスコの世界遺産として登録されました。スペインで認定された世界遺産の中で2件目となります。
この島が注目されるのは戦後ヨーロッパ文化のヒッピー中心の文化になったことが要因です。1990年代を通してヨーロッパのクラブカルチャー、ダンスミュージックの中心地とされて最新の流行音楽を求める、クラバーが世界中から押し寄せるようになったのです。その後は時代の移り変わりとともに、この島の陳腐化が進んだことがあり、また客の低年齢化で昔のような雰囲気の音楽のシーンは見られなくなりましたが、今では欧州の若者たちの一番人気の観光地になっています。

イビサ1 イビサ2

見どころ

スペインに位置するイビサ島には有名なクラブがたくさんみられます。特に夏には世界中の有名なDJたちなどが楽しむためとても人気のある観光地となっています。気候も春夏秋冬どの季節でもと過ごしやすく、滞在しやすい環境です。また有名なクラブだけでなく、綺麗な海や砂浜も印象的で、「地中海で一番美しい海」と称されているほどです。一度イビサ島を訪れるとその美しさには納得できることでしょう。
島の西海岸に位置する有名なbarでは、BarのDJの方がかける魅力的な音楽と美しい夕日の風景でとても有名になりました。このbarで流される落ち着いたダンス系のミュージックは、その後チルアウトミュージックと呼ばれるようになり、音楽ジャンルとして確立して欧州で流行しました。
イビサ島はとても落ち着いた雰囲気であり、素敵なバカンスを楽しむことができるという場所のため大変人気があります。島のオーガニック食材をたくさん使った食文化や海水浴なども魅力が溢れるほか、古くから残っている中世や近世の美しい街並みなどもこの島の素晴らしい観光地となっています。このような数々の魅力があるイビサ島は、家族連れ、カップル、老夫婦など年齢層に関係なく多くの観光客が訪れているのです。