ベルン旧市街
スイスにあるベルン旧市街は、町全体がユネスコ世界遺産に指定されている、とても美しいエリアです。アーレ川に挟まれた小高い丘という立地条件を活かし、1191年にツェーリンゲン公ベルヒトルト5世が砦を築いたのが始まりといわれています。その後、13世紀には自由都市となり、文化や政治の中心地として発展していきました。
16世紀ころには、ヨーロッパ最長といわれるアーケードができ、荘厳な大聖堂や彫刻、水飲み場などが次々と登場し、賑わいをみせるようになりました。また、18世紀には大修復が実施されています。
今現在も、古きよき町並みが非常に良い状態で保存されており、中世の息遣いをあちこちで感じることができます。
さらに、スイスの首都でもあることから、近代都市の趣があるのも特徴です。たくさん存在する美術館や博物館めぐりのほか、ショッピングも充実。歴史と現代の両方を楽しむことのできる、ユニークなエリアでもあるでしょう。
見どころ
一歩足を踏み入れた途端、中世にタイムスリップしたかのような錯覚を感じさせるのが、スイスのベルン旧市街です。中でも、西門にあるツイットグロッゲと呼ばれる時計塔は、ベルン旧市街の顔とも呼ばれているものです。時を知らせる鐘のほか、塔の時計、仕掛け時計、天文時計がひとつになっています。
また、バーレーン広場には牢獄塔もあります。最初は外敵から街を守る門として建設されましたが、その後、女性専用の牢獄として使用されていたというところです。
それから、エリア内には、アインシュタインが若かりし頃に過ごしたアパートがあります。現在は「アインシュタインハウス」と呼ばれ、彼にちなんだものを展示、博物館として一般に公開されています。
さらに、少し町はずれには、美しいバラが咲き乱れるローズガーデンがあり、地元の人の憩いの場として愛されています。園内の一番奥には展望台があり、ベルン旧市街地亜一望できます。レストランも併設されているので、ランチやお茶を楽しむこともできます。その近くには「熊公園」があり、クマがのんびり過ごす姿をみることができます。
至る所に噴水がありますが、花で美しく飾られたり、彫刻が施されたりと、一見の価値あり。
そのほかにも、連邦議会議事堂、ベルン歴史博物館、スイス・アルプス博物館、バーゼル市立美術館、キルシュガルテン博物館など、ベルン旧市街には見所がたくさんあります。時間をたっぷりとって、じっくり観光してみるとよいでしょう。
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