カプリ島
カプリ島とはイタリア南部ティレニア海にある島で、「青の洞窟」で知られている観光地です。日本からはもちろん、毎年世界各国からたくさんの人が訪れ、また別荘地としても有名なリゾート地です。
カプリ島に向かうにはナポリ港からが船便の本数が多く便利で、高速船で40分程で「マリーナ・グランデ」という港に到着します。東京都千代田区程の広さであるカプリ島には「カプリ」と「アナカプリ」という2つの地域があり、2つの地域間はバスやタクシーで移動します。
島の中心地である「カプリ」にはレストランやホテル、有名ブランドショップが数多くあります。おしゃれなブテッィクやジュエリーショップ、手作りで有名なレザーサンダルのお店などがあり、また有名人の別荘などもある為、とても華やかな雰囲気で街歩きを楽しめます。
「アナカプリ」は「青の洞窟」がある地域です。島で一番高い「ソラーロ山」にリフトで登る事ができ、山上からはカプリ島全体や、周囲の美しい海を見下ろすことができ、「青の洞窟」に次ぐ人気観光スポットです。この地域にもレストランやお土産屋さんなどがありますが「カプリ」よりは落ち着いた雰囲気で、カプリ島らしい白い家々の街並みも楽しむ事ができます。
またレモンの産地としても有名で、レモンのリキュール「レモンチェッロ」を始め、レモンを使ったお菓子やチョコレート、石鹸や香水などがお土産として人気です。特に「レモンチェッロ」はかわいい小瓶に詰めて売られているのでお土産にお勧めです。
見どころ
カプリ島での観光といえば何といっても「青の洞窟」です。日本でもテレビCMや旅行特集など、テレビや雑誌で目にしたことがある方も多いと思います。洞窟内に真っ青な光が差し込み、海面に反射することで洞窟内全体が美しい青い光に照らされ、とても神秘的な風景です。
「青の洞窟」に行くにはまずモーターボート等で入口近辺まで移動します。洞窟の入り口はとても狭く、高さも1メートル程しかない為、小型の船に乗り換え身を屈めながら中に入ると、内部は長さ50メートル、天井の高さも15メートル程あり、船で洞窟内を1周しながら神秘的な青い光を鑑賞することができます。
「青の洞窟」への観光は天候の影響が大きく、雨や天候不良で海面が上昇していると洞窟の入り口が沈んでしまい、中に入る事ができません。風の強い日も危険なので船が出航できなくなります。また季節によって潮の満ち引きに寄り、船の出航する時間等も変わるので、前もって下調べする事が必要です。どうしても「青の洞窟」に入りたい方は、カプリ島に何日か滞在し、行けるチャンスを何回か用意しておく事をお勧めします。
もし「青の洞窟」に入れなかったとしても、カプリ島には「アウグストゥスの庭園」や「トラガラ岬」など他の見どころもあり、街歩きをしながら観光する事ができます。また6月末から10月までの間は海水浴ができたり、通年を通して島ならではの美味しいシーフードをイタリアンレストランで楽しむ事も出来ます。
ローマ発 カプリ島1日観光 ~幻想的な青の洞窟~
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ナポリ発 カプリ島1日観光 ~幻想的な青の洞窟~
ナポリに滞在している方は、こちらのツアーでカプリ島を訪れることができます。青の洞窟を訪れた後、ナポリに戻るプランとローマまで移動するプランがあります。