イギリス グリニッジの観光・見所について

グリニッジ

グリニッジ

グリニッジはロンドン中心部から約10キロ、グレーターロンドン南東部にあり、テムズ川南岸に位置しています。
多くの歴史的建造物が高く評価され、1997年に「マリタイム・グリニッジ」(河港都市グリニッジ)という名称により世界遺産に登録されました。そこには水運と結びつきのある歴史を感じさせる多くの名所、例えば旧王立海軍大学や国立海事博物館、帆船カティーサーク号などがあります。
さらに、グリニッジ子午線が通る「旧王立天文台」があり、世界の経度と時刻の基準として定められています。17世紀当時、海上技術発展のために天文学は非常に重要な分野の一つでした。船乗りは自分の位置を正確に把握できず、海難事故が度々生じていたため、1675年にイングランド国王チャールズ2世が旧王立天文台を設立し、天体観測によって航海術のさらなる向上を目指しました。そのようなわけで、ここは船と天文学の深い関わりを感じさせる都市とも言えるでしょう。
その後、1884年に米国で開かれた国際子午線会議において、グリニッジを経度の基準とするという提案が可決され、経度0度(本初子午線)として世界的に認められるようになりました。

グリニッジ1 グリニッジ2

見どころ

[グリニッジパーク] 面積74ヘクタールの緑豊かな美しい公園です。王室が管理するこの公園には、有名なグリニッジ天文台や国立海事博物館があります。2012年のロンドンオリンピックでは馬術の競技場としても使用されました。
[グリニッジ天文台] 世界標準時を示す子午線が通っていることで有名で、グリニッジに来たら見逃せない名所の一つです。天文台の敷地内に経度0の表示があるので、記念に子午線をまたいでみたり、記念撮影も可能です。子午線をまたいで立つと、一方が東半球、もう一方が西半球となり、壮大な感覚を味わえることでしょう。
ただし、とても混んでいるスポットなので時間に余裕がある人でないと無理です。
[国立海事博物館] 海事の歴史を学んだり、大航海時代に使用されていた道具や船のモデルなど様々な展示物も見ることが出来ます。歴史に興味がある人はもちろんのこと、誰もが海洋ロマンを味わえる楽しい一時を過ごせます。
[カティーサーク号] 1869年に建造されたイギリスの快速帆船で、他国からイギリスまで紅茶を輸送するために使用されていました。

船や天文学のテーマ以外にも、多くの観光客で賑わうマーケットや、何千本にも上る展示物を集めた扇博物館など、観光客が楽しめるスポットが満載です。ロンドン中心部から電車で約20-30分の距離に位置しているので、観光に便利な場所です。水上バスに乗って、テムズ川から見える景色を楽しみながら出向くのも良いでしょう。観光名所は徒歩でまわることができますが、すべての名所に行こうとすると一日は要するので、十分な時間を取ってグリニッジの観光を満喫してください。

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