ウィンザー城
イギリスのエリザベス女王は数多くの公邸を持ちますが、その中でも最も古く、また最も大きいのがウィンザー城です。
もともとは防衛のために築かれた純粋な城で、11世紀にウィリアム征服王がこの地に築いた要塞が元となり、900年の歴史の中で改築や増築が重ねられ現在の形になりました。よって建築様式もチェダー様式やゴシック様式など様々な時代のものが混在します。
女王が週末を過ごす城として現在でも利用されています。
ロンドンからは鉄道でアクセスでき、最寄駅はウィンザーアンドイートン・リバーサイド駅です。ロンドンからは日帰りで観光ができる場所として人気があります。
お城へはなだらかな坂道が続き、敷地は10・5haあります。また現存する人が実際に住む城としては世界最大である45000平方メートルもの床面積を持ちます。
城の一部が見学のために解放され、10月から3月は通常公開部分に加えてジョージ4世の間も合わせて公開されます。
見どころ
【ステートアパートメント】現在でも国賓をお招きするなど王室の公式行事に使われる場所です。甲冑や銃剣のコレクションがずらりと並びます。かつて世界の半分とも言われ栄華を誇った大英帝国航海時代に他国から持ち帰った品々の他にたくさんの絵画があり、レンブラントやルーベンスなど美術館に飾られてもおかしくない高名な画家の作品が飾られます。
【メアリー王妃のドールハウス】ウィンザー城観光のハイライトとも言われ、王妃の理想の宮殿を12分の1の縮尺で模型にしたものです。内部においてあるワインの瓶には本当に飲むことができるワインが入り、図書館本も一冊一冊取り出せるどころか中には実際に文章が書いてあり、その文章も作家が実際に書いたものという精巧さです。
【セント・ジョージチャペル】ウィンザー城にある教会で、イギリスゴシック様式の最高傑作とも言われる建物です。内部にはアーチ型の天井に歴代の王の紋章が飾られます。国王たちの墓所でもあります。
【塔の上の旗】旗が王室旗なら女王が滞在中、ユニオンジャック(英国国旗)なら不在の証です。天気が良い日には庭をそぞろ歩きされることもあるそうです。
【衛兵交代式】イギリスの代表的な風景である衛兵交代式をウィンザー城でも見ることができます。有名なのはロンドンのバッキンガム宮殿ですが、観光客が多くまた仕切りがあるためにゆっくりと見学することは難しいですが、ウィンザー城では比較的ゆったりと見学できます。衛兵のかぶる黒い帽子は熊の毛皮でできており、ナポレオンとの戦争に勝ったことを記念してかぶるようになりました。
ロンドン発 ウィンザー、ストーンヘンジ、バース1日観光
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