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皆さん、こんにちは!
今回はフィレンツェからトリエステまで小旅行してきました。
トリエステはヴェネチアのまだ北、フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州の州都で人口20万に程の中規模な街です。
列車でヴェネツィアで乗り換えて5時間かかりました。
北イタリアなので涼しいはず。。と思っていたのですが、今年は猛暑。
トリエステでも毎日私達が訪れたときは34度くらいありました。
街は丘の上と下に分かれていて、下の方は大きな建物が多く、丘の上は昔の古い建物が残っています。
全体的に何となくオーストリア風の建物なのですが、14世紀末から第一次世界大戦まではオーストリアス・ハプスブルグ家の支配を受けていたからです。
トリエステの旧市街自体は小さいので全て徒歩で観光できます。サクッとみるなら一日あれば充分でしょう。
見どころとしては
イタリア統一広場。何でも海に面している広場ではヨーロッパでは一番大きんだそうです。
この広場の周りに市役所などの公共の建物が立ち並んでいます。
沢山カフェがあるのでこの辺で一休みしても良いですね。
イタリア統一広場
海沿いの景色
カナル・グランデ。
大運河と言う意味ですが、1754年から1756年に海から直接商品を町の中に運ぶ為に作られました。
この周りには沢山のレストランや一杯飲み屋があり、夜もとても人が沢山集まってくる地区なので、トリエステに行かれたら是非行ってもらいたい地区です。
カナルグランデ
カナルグランデで食べたパスタ
サン・ジュスト聖堂。
石畳の坂と階段を登っていくと一番上にある聖堂です。
元々あった2つの教会を14世紀に一つにした教会です。主祭壇の上にはガラスのモザイクがありますが、見ただけで新しいのがわかります。
こちらは1932年に作られたものでした。
しかし聖堂内陣の手前の床は古く、なんと5世紀のものも残っているそうです。
サンジュスト聖堂外観
主祭壇
モザイクの床
サン・ジュスト城。教会のすぐ横にある城です。
15世紀に出来た要塞兼城で、現在は博物館になっています。
城自体はここからトリエステの町が綺麗に見渡せるのでお勧めスポットです。
城から見たトリエステ
城から見たトリエステ
城外観
最後に是非訪れてほしいのは
ミラマール城。こちらは市内から市バスで20分程度プラスと徒歩10分の場所にあります。
城は1856年から1860年にかけて、オーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフ一世の弟であるマクシミリアン大公が自分に地位にふさわしい城として建てた、海に面した大きな庭園のある城になります。
青い空と白い城、そして海があるのでとっても良い写真スポットです!
城の中の調度品も素晴らしいですが、庭も素晴らしいので是非散策してください。歩くのが面倒くさい。
という方には5ユーロで電動の車で15分くらいで庭を一周してくれるので、こちらをどうぞ。
実は私もあまりに暑かったのでこれを利用しました。
ミラマーレ城
そして実はトリエステはスロベニアとの国境近く、車で20分まで行くとスロベニアになります。
と言う事でトリエステ発のエクスカーションに申し込み、スロベニアのポストイナ鍾乳洞にも行ってきました。
何でもヨローッパ最大の鍾乳洞と言われていて約24キロあるんだそうですが、現在観光客に開放されているのはそのうち約5キロになります。
こちらはトロッコ列車と徒歩で1時間30分ほどの観光になりますが、外が34度なのに洞窟内は9度という涼しさ、いや寒さで一時涼むことが出来ました。
その他違う日にはまたトリエステ発のスロベニアの首都であるリュブアーナ、ブレッド湖ツアーなどにも参加したので、トリエステを起点にスロベニア旅行をするのも良いかもしれません。
トロッコ列車
洞窟
ヴェネツィアまで行って時間に余裕があったら是非トリエステに!
【イタリア観光2023】魅力あふれる北イタリアの街「トリエステ」
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