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こんにちは。
ミラノ発信者ワキです。
9月2日、食のマーケット、メルカート・チェントラーレ(Mercato Centrale)がミラノ中央駅構内にオープンしました。
マルペンサ空港行シャトルバスの発着所近くになります。
昨年オープン予定だったのが、コロナで遅れ今回に至ったようです。
建築はAlberto Torsello のヴェネツィアのグループTA ARCHITETTURA によるもので、コンセプトは、コラージュ(collage)、具象芸術(arte concreta)、アウトサイダーアート(Art Brut)の3点で、店内は様々な落書きのようなアートで装飾されています。
落書きの達人に対抗するような落書きの上塗りが難しい、逆に言えば落書きをすれば、それが更に活きて来る、というような新しい知的な作りになっています。
二つの階で構成され、4500平米の店内には36ブースのうち、29ブースが専門家による職人の店(Artiginato)で、職人名と写真が掲げてあり、とても分かりやすくしてあります。
入るとすぐにパン屋や、ジュース屋、中華のラビオリ、菓子屋を抜けるとトリュフ屋があり、
そこからエスカレーターで上の階へ移動します。
テーブル席がたくさんありますが、どの席に座っても良し、席代はかかりません。
テーブルにはQRコードが有り、直接オーダーも出来ます(登録要)。
もちろん外から時間指定の持ち帰りオーダーも出来ます(Zero fila 列はゼロ=並ばない)。
上の階の奥にはクッキングスクールも有り、その手前には唯一のレストランが有り、ここだけはテーブルにQR コードがありません。
グッズショップには駅構内ということで、電車の出発の表示もあります。
今回はミラノで話題の新スポットの施設を紹介しました。
次回はこのスポット内の店を更に掘り下げて見ていきましょう!
続編もお楽しみに!
編集:shota.k
【食欲の秋2021】ミラノの新スポット『メルカート チェントラーレ』前半
2021-09-22
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