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さて、先日お伝えしたように、3月27日より、修復後(やっと)ラファエッロのアテネの学堂のカルトンが公開になりました。
なので、普段よりアンブロジアーナ絵画館は人で賑わっていました。
どきどきしながら第5室に行って見ると・・・
ありました!5室はこのカルトンにだけ捧げられたお部屋。お久しぶりのアテネの学堂!
ライティングもドラマチックです。
そして!なんと間近で見れてしまうのです。
↑こおおんな間近で見ると、ラファエッロのカーボンのタッチに感激。
私的には、バチカンのフレスコ画よりも好きです。デッサン力すご過ぎ。正直、感動でじーんと目頭が熱くなりました。
↑ヒュパティアではないかとされる唯一の女性(説がある)はラファエッロの愛人説、フォルナリーナ説もあり。
↑プラトンはご存知ダヴィンチがモデルと言われる。ミケランジェロがモデルと言われるヘラクレイトスは居ません。ラファエッロが後で付け足したことが、ここからもわかります。
↑こちらは、部屋に入る前に置かれているスクリーン。こんな風に動画で説明があります。
ちなみに明日4月6日はラファエッロの命日を記念して、アンブロジアーナ絵画館は無料になります!!
通常は一般15ユーロ、18歳以下と65歳以上は10ユーロなので、是非行きたいところですね。が、朝早く行かないと激混みしそうです・・・。
ラファエッロは36歳で没しました。今年はダヴィンチ没後500周年ですが、来年はラファエッロの没後500周年になりますね。ラファエッロはダヴィンチより随分若いのですが、残念ながら早世でした。の割にはダヴィンチよりも作品は多く残っていますが、このカルトンはそのサイズ(8.04x2.85m)においても古さにおいても保存状態においても。全てにおいてレアものです。
ラファエッロのカルトンお披露目記念アンブロジアーナ絵画館無料の日(2019年4月6日)
2019-04-05
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