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今日は(いつものことですが)私の大好物のとうもろこしの粉を使った料理、ポレンタを紹介したいと思います。
その名も”ポレンタ”。とうもろこしをベースにしたイタリアの古い歴史を持つ料理ですが、ある説では元々はアルカイック文化の料理であり、メソポタミア時代のシュメール人たちによって、キビとライ麦で作っていたそうな。
特に、アルプス、プレアルプス、アペニン山脈、北部の山岳地方で良く食べられる料理です。なので、トスカーナ、マルケ、アブルッツオなどの山岳地方でも食べます。
とにかく、ポレンタに不可欠なのはとうもろこしの粉。とうもろこしは16世紀にアメリカからヨーロッパにもたされました。おそらくそれ以前はスペルト麦とライ麦、またはアジアから輸入されていたそば粉が使われていました。
個人的な意見ですが、とうもろこしのおかゆみたいな感じで、どこか懐かしい味がします。冬になるとちょくちょく食べたくなる料理。
色んなポレンタがあるので少し紹介させてください。
私の一番好きなのはこの↑とろとろのポレンタ!
こちらの付け合せはポークの煮込み料理ですが、これ以外にも、ゴルゴンゾーラチーズと一緒に食べたり、ポルチーニきのこのソテーと食べたり・・・・
これ↑がベルガモのポレンタ、ポルチーニきのこ添え。
こちら↑はヴェネト州の北部で食べたポレンタ。固めてグリルしたものに、ヴェネト州の料理、塩鱈のクリーム煮を添えて。
寒い冬には(今年は暖冬ですが・・・)是非あつあつのポレンタ料理を食べてみてくださいね。
山岳地方の冬の料理ポレンタ!
2019-01-17
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