-
今日からちょうど25年前の
昭和63年、
昭和最後の年の1988年8月14日に
イタリアの自動車会社フェラーリの創立者であり
F1の名門 「 スクデリア・フェラーリ 」 のオーナーだった
「 Enzo Anselmo FERRARI エンゾ・アンセルモ・フェラーリ 」 は
90歳でこの世を後にしました。
今日はエンゾ・フェラーリの命日です。
本当は 「 エンゾ・フェラーリ生家博物館 」 をご案内したかったのですが
写真が間に合いませんでしたので、
本日は 「 フェラーリ博物館 」 をご紹介します。
「 エンゾ・フェラーリ生家博物館 」 は後日ご紹介致します。
こちらは F288 GTO かと思います、カッコイイですね。。。
早速ですが、フェラーリ博物館の住所です。
MUSEO FERRARI
VIA DINO FERRARI 43
41053 MARANELLO, MODENA
TEL : 0536 943 204
オフィシャルウェブサイト : http://museo.ferrari.com/it/
営業時間
10月1日~4月30日 祝日を含む毎日9:30 - 18:00
5月1日~9月30日 祝日を含む毎日 9:30 - 19:00
休業日 : 9月25日/ 1月1日
ほとんど毎日営業というのは嬉しい限りですね。
料金
入場料は通常 13 ユーロ ですが、
子供料金、65歳以上の特別料金もあります。
また、エンゾ・フェラーリ生家博物館との共通券もあります。
共通券 は 大人お一人様 22 ユーロ です。
26歳以下の学生料金、65歳以上の共通券は 18 ユーロ、
また、家族割引などもあります。
詳しくは下記のサイトにてご確認ください。
( F1 シュミレーション予約などもあります。)
http://museo.ferrari.com/it/orari-e-biglietti/
フェラーリ博物館の行き方ですが、
国鉄モデナ駅 (Pensilina N°4) から
1時間半毎にシャトルバスが運行しています。
博物館1箇所のみ見学される方は 片道 6ユーロ 往復 11ユーロ
どちらの博物館も見学される方は 片道 6ユーロ 往復 10 ユーロ
下記のウェブサイトから運行時間を確認出来ます。
また、オンライン予約も可能です。
http://www.vivaraviaggi.it/ferrari_mef_galleria.php?group=1
予約が無い場合は、バスの中で直接料金を払うことも可能なようですが、
お釣りの無いように必ず小銭を準備しておきましょう。
市バスもあるようですが、折角ここまで足を運んだのなら
博物館のシャトルバスを利用してみませんか ?
国鉄ではない、私鉄イタロという列車をご利用されると
2ユーロですが、入場料の割引があるようです。
また、私鉄イタロをご利用のお客様のみ、
特別トランスファーサービスがあります。
往復1名様利用 60ユーロ /人
往復2名様利用 55ユーロ /人
往復3名様利用 50ユーロ /人
往復4名様利用 45ユーロ /人
往復5名様以上利用 40ユーロ /人
トランスファー予約に関しては、
Vivara Viaggi ( ヴィヴァラ ヴィアッジ )
電話番号 0039 (0) 516 120 818
上記の旅行代理店が特別に取り扱っているようです。
私鉄イタロの予約は下記サイトからも可能です。
こちらをクリックしてください → 私鉄イタロの予約サイト
1932年にエンゾ・フェラーリは
息子のアルフレード・フェラーリ ( 愛称 ディーノ ) が生まれたのを機に
レーサーとしての道を閉ざすことにしました。
残念ながらアルフレードは24歳の若さでこの世を去ります。
彼の死後、エンゾはモデナを離れず、
公の場には一切姿を現すことはなかったそうです。
フェラーリは1950年から F1 に参戦、
後には、彼がテストドライバーとして働いた経験もある
アルファロメオをも破り、イタリアの最強チームとなります。
「 雪の降るトリノの公園のベンチで私は泣いた 」
これは エンゾ・フェラーリ の有名な言葉です。
彼が泣いたことを公にしたのは、これが最初で最後でした。
1918年、戦争の復員後、工兵の経験を生かし
レースコンストラクターでもあったフィアット社に採用を希望。
フィアット社の 「 NO 」 の一言で、
フィアットの本拠地トリノ市にある
Parco del Valentino パルコ デル ヴァレンティーノ
ヴァレンティーノ公園のベンチで彼は涙を流したことを認めています。
※ イタリアでは涙を流すことを隠すことが多い中、
彼はその事実を誠実に、そして勇気を持って認めたのだと思います。
踏まれても 根強く忍べ福寿草
やがて花咲く春は来るなり ということでしょうか。
クルマ好きな方は是非、フェラーリ博物館へ行かれてみてください。
本日もみゅうブログサイトへお越しいただきありがとうございました。
フェラーリ博物館
2013-08-14
最新記事