-
もうひとつ、パスクワのティピカルなイタリアのお菓子と言えば、言わずと知れたコロンバ(鳩)です。
スイーツ屋さんやスーパーどこに行っても、チョコの卵と共にこのコロンバが・・・。なぜコロンバ(鳩)?と言うと、鳩が羽を広げた形してるから。鳩は平和の象徴。復活祭だし、春だし、平和がいいねっ。
コロンバ、なんとその歴史は浅く、1930年代にロンバルディアで生まれました。今ではバウリに買収されてしまったお菓子の老舗製造会社モッタが作ったのが始まりでした。日本のバレンタインのようにモッタの企業戦略ですねっ。
基本的には形が違うだけでパネットーネです。もうひとつ違いは上に
メレンゲをかけ、アーモンドとフロストシュガーを乗せて焼いてあるところですね。
おそらく後でつじつまを合わせるために無理やり見つけてきたものと思われるのですが、一応伝説があります。どちらもロンゴバルド時代にさかのぼるもの。
ロンゴバルド王アルボインがパヴィア侵攻(6世紀半ば)の際にパヴィア側から平和の印として鳩の形をしたパンを提供された、と言うものから、ロンゴバルド女王テオドリンドとアイルランド人の修道士聖コロンバーノの伝説にちなんでいるとかなんとか・・・。
まあ、伝説はさておき・・・
スーパーにはこんな感じ↑で箱に入ってならんでいます。
↑バウリの^^
お菓子屋さんに行くと、こんなミニなものも。
中にはミルフィーユタイプでカスタードクリーム入ってるものもあります。
是非是非、この時期訪れたときはコロンバ、食して行ってくださいね。
パスクワのお菓子その2 コロンバ
2018-03-31
最新記事