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ミリタリーによるミラノのドゥオモのセキュリティチェックは、何年も前から行われてきたのですが。
結構ゆるゆるなことも多く(おかげで助かっていました)、何ヶ月に一度、ミリタリーのメンバーが代わる際だけ慣れてないこと、最初のうちは丁寧に行うこともあって、行列の進み具合がゆっくりになって長蛇の列になることもありましたが・・・。
3月10日土曜日からいきなり厳しくなりました。朝の9時でも行列ができていて、あれ?と思ったところ、ボディチェックの後、なんと一人一人、バッグの中身全てをテーブルに出させて、調べているのです。
それまではちょっと覗いてはい、どうぞ、だったのに・・・。
一つ一つテーブルに出させて、そしてしまうわけですから、一人最低1分から2分かかります。
昨日、今日、私が朝一で行っても45から50分並びました。
残念ながら、二時間待ち覚悟していただきたいと思います・・・。
なんか事件あったかな?と検索してみると・・・
9日、金曜日の晩のストリーシャ・ラ・ノティツイアと言うかなり悪ふざけた番組があるのですが、これで、番組の協力者の女性がおもちゃのピストル持って・・・ほら、ドゥオモに入れちゃった・・・!と放送したものだから、保安機関は顔に泥を塗られてしまったわけですよね・・・。怒り心頭。
(ちなみに最後にはミラノの市長の居る市庁舎にまで入っちゃうわけです。もちろんピストルおもちゃ持参で)
こちら、ストリーシャの映像が観れます。
普段は実態を暴く系の番組ですっきりしたり笑えることもあるのですが、今回は笑えない・・・・。
余計なことをしてくれた感満載です。
これで、時間の関係上ドゥオモに入れない観光客が続出しそうです。
あと、手荷物は必要最小限にしましょうね。
ミラノのドゥオモのセキュリティチェックの強化
2018-03-12
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