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野菜大国イタリア。
スーパーに行くとほんっとに色々な種類の野菜があってびっくりします。
冬野菜は特に美味しいですねっ。
大根も白菜も大好きですが、やはりここでは日本で見ない(ついでに私の大好きな)冬野菜を紹介致しましょう。
まずは通称カタローニア(Catalogna)のこれ↓
チコーリア・アスパラゴが正式名なのでしょうか?とにかくチコリの一種です。この様に葉が濃くて、かなり長いものは煮て食べます。
苦味が好きな人にはたまらない味です。ゆでてそのまま付け合せにオリーブオイルとレモン汁とお塩とシンプル味付けが野菜そのものの味を楽しむことができます。カルシウム、リン、ビタミンAが豊富に含まれていて、消化を助け、利尿作用もあるんだそうです。
産地は主に、ラツイオ州とヴェネト州。
ちなみにこれの葉の色が薄くて背の低いものの束の真ん中にできる花茎がプンタレッラです。
ローマでよく食べられるのがプンタレッレ・アッラ・ロマーナ。薄切りにして、オリーブオイル、にんにく、アンチョビ、お酢でシンプルに合えた物。これも苦味がなんとも言えなく美味しいです。ローマのレストランには良くあるので是非食べてみていただきたいですね。
さて、それからコステと呼ばれる、ビエトラ・ダ・コスタ。日本ではフダンソウと呼ばれるようですが、イタリアのは芯が太くて肉厚↓。
カルシウム、カリウム、葉酸、食物繊維、ビタミンAとCが豊富に含まれて栄養たっぷり。
そして、黒キャベツ(Cavolo nero)です。
あっ、右隣の白なすも美味しそうですが・・・。
黒キャベツはトスカーナが主な産地で、トスカーナ・キャベツとも呼ばれているようです。トスカーナの料理、リボッリータやスープなどに使われますねー。フィレンツエでのお食事には是非リボッリータ食べていきましょう!
黒キャベツはなかなかのスーパー野菜で、カルシウム、鉄分、ビタミンAとC、葉酸、ポリフェノール(抗酸化作用)免疫力も高めるので、インフルやなんとがん予防にもなるとか。対ウイルスの自然のワクチンとも呼ばれているそうですよ。
この時期に美味しい冬野菜、是非ご賞味ください。
美味しい冬野菜
2018-02-15
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