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    大晦日の伝統的メニュー


    2017-12-29

  • クリスマスとは打って変わって賑やかなのが年越しです。

    カウントダウンにスプマンテで乾杯、そして各地で花火。

    友達同士でわざわざ小旅行をして年越ししたりします。

    注意しなくちゃいけないのはレストラン。

    閉まるレストランが多いですし、開いてるレストランも、アラカルトじゃなくてフィックスメニューのガラ・ディナーがほとんど。

    予約しないと食べられないかもしれませんよ。

    通常はワインなどの飲み物込みのお値段になります。

    21時くらいからカウントダウンまで。

    もちろん若い人はクラブで。クラブもいろんなイベントを企画してもりあがります。

    ちなみに公共の乗り物(バス・地下鉄など)は平日より遅い時間まで動いていますが、タクシーなどを見つけるのは困難だと思います。

    なるべく滞在先まで徒歩でも帰ることができるところがおススメ。

    さて!!それではイタリアは大晦日に何を食べるのか?

    もちろん家庭にもよりますし、州によってまちまち。

    一応クラシックなメニューを一つご紹介してみますと、レンズマメとコテキーノと呼ばれる豚のひき肉の大きな腸詰め(ちなみに豚足に詰めるとザンポーネと呼ばれます)の料理です。

    コテキーノは調理されたものがスーパーに売ってるので、湯煎で数十分温めるだけでお手軽にできます。

    レンズマメは玉ねぎや人参、セロリのみじん切りと共にスープで煮込んで結構簡単にできます。

    コテキーノとレンズマメの絶妙なマリアージュです。

    ところでなぜイタリアでは年越しにこれを食べるのかと言うと・・・

    レンズマメは形がコインに似てることから、金運を引き寄せる縁起の良い食べ物。そして豚肉の腸詰めコテキーノは豊かさの象徴なのだとか。

    まあ、ここでも縁起担ぎですよね。

    イタリアで年越しを予定している方は是非レンズマメとコテキーノ、食べてみてください。

    それでは良いお年をお迎えください。

    来年もよろしくお願いします。

     


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