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クレモナと言えば!言わずと知れたバイオリンの町。
なんと日本人のバイオリン職人さんもたくさん住んでいらっしゃるんです。
ストラディヴァリ、そしてグアルネリの故郷であります。
↑2013年にここにお引越しされたヴァイオリン美術館。
ここでは展示されているヴァイオリンでミニコンサートが行われるんですよ。
つまり、1700年代に作られた、ストラディヴァリやグアルネリの音色を生で聴くことができると言う素晴らしい体験をさせてくれると言うなんと親切な美術館・・・・。
という事で、私も今回この貴重な体験をさせてもらいました!
なんと私たちのための貸切コンサート!!
ストラディヴァリの1727年作「ヴェスヴィウス」は、専用のガードマン付き。もうひとりのケースを下げてきた男性が演奏者は案内役。テーブルに乗っているのがヴェスヴィウスですよー。
このオーディトリアムは、サントリーホールの音響設計家日本人の豊田泰久さんの設計で、天井の低い学校の体育館の地下を掘り下げてこの天井の高い空間を実現させたのだとか。
席数464席。その音響効果に期待しましょう!
しかし、残念ながら、写真撮影も動画撮影も、録音もNGと言う事で...
この日の演奏者のFacebookのページに彼女の短い演奏動画がアップされていたのでちょっとそちらをどうぞ。
この日もちょうどこんなドレス着てました。
ヴィヴァルディやバッハ、それからラベロのボレロまで・・・。背筋がぞくぞくするような音色を堪能させていただきました。
やはり、このコンサートホール音響効果はストラディヴァリの音色を最高に演出してくれたようです。感動の嵐!
1700年代に作られた楽器が今もこんな音を聴かせてくれるなんて!
感動の余韻に包まれながら、美術館の専任ガイドえみこさんの素晴らしいガイディングで巨匠たちのヴァオリンを次から次へと鑑賞。
先ほど聴いたヴェスヴィウスももうすでにガラスの箱の中。
かっこいーですねっ
北イタリアを訪れる際には是非、是非っ、ストラディヴァリウスの音色をクレモナまで足を延ばしていただきたいです。音楽に興味ある無いにかかわらず・・・・。きっと虜になっちゃいますよ。
クレモナでストラディヴァリウスのミニコンサート
2018-01-16
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