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    フェラゴスト?聖母マリア被昇天祭?


    2017-08-04

  • 夏のヴァカンスのピークは”フェラゴスト”と呼ばれる8月15日です。

    と同時に聖母マリア被昇天祭と言うカトリックの祝日です。

    フェラゴストはもともと、古代ローマ帝国時代からあった祝日なんだそうです。

    語源は、Feriae Augusti、アウグストスの休息、と言う意味なんだそうです。なので、起源はなんと、紀元前18年なのだとか。

    収穫の神コンソに捧げられた年に二度あるのお祭りの一つで、もともとは8月21日だったそうですがね。

    そして!カトリックにとって8月15日は聖母被昇天の日ですが、これが教義されたのは、結構最近の1950年ピウス12世によってでしたが、オフィシャルではなくても、7世紀ごろから、この日が聖母被昇天の日とされていたようです。

    聖母マリアは霊魂と肉体と共に、天にあげられたとされる日。

    こんな風に、カトリックの祭日はもともと、ローマ神教のお祭りを起源とするものがかなりあります。

    余談ですが、12月25日はもともとはローマ神教の太陽神”ソル・インヴィクトスの誕生日だったのです。

    この日をイエスキリストの誕生日にしたのは、325年の二ケア会議のことでした。

    まあ、それはさておき、アウグストスの時代から続く、イタリアのヴァカンスシーズンのピーク。

    とにかく暑いので、皆海や山や湖に行って涼む時期と言うわけです。

     


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