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    トリノ名物 ビチェリン 


    2017-09-29

  • トリノと言えば、BICERIN(ビチェリン)

    この旅の目的でもあるビチェリン、どうせ飲むならビチェリン発祥の   お店でと思い「カフェ・アル・ビチェリン」へ行って来ました。

    こちらのカフェは、創業250年の老舗カフェです。

    お店はこじんまりしていて、とても歴史の感じられる雰囲気のいい素敵なカフェでした。外にあるテラスのまん前には、コンソラータ教会があります。店内では、近所の常連客が編み物をしながらカフェとドルチェを注文していました。観光客だけではなく、思ったより地元の人も多く信頼出来るお店です。

      

    カフェの隣には、ジャム、クッキー、飴などドルチェを売っているお店があります。同じ経営者です。おみやげにいいですね。

     

     

     ショーウィンドーにはチョコレートクリームが飾られていました。

    ガラス瓶の中には、いろんな色のコンフェッティーが入っていてカフェと一緒に注文している人が多かったです。

    ビチェリンとは、ピエモンテの方言で「小さなグラス」を意味します。

    トリノ原産の温かい飲み物で、エスプレッソ・コーヒー、チョコレート、牛乳の三層に分かれています。お店の人には、「かき混ぜないでそのまま飲んでね。」と言われました。確かにかき混ぜないでそのまま飲んだら、口の中で微妙に甘さと苦さが混じりとても上品な味わいです。

    1杯6€とちょっと高いですが、本場のビチェリンに感激です。

    ローマのバールで飲んだ時は、牛乳の部分に生クリームホイップが使われていたせいか、なんだか安っぽい味でした。確かに値段も3€と本場に比べると半額です。 

    店内でビチェリンを飲んでいるとなんだか中世にタイムスリップした感じでした。

    イタリア王国の最初の首都トリノ。貴族やフランス出身のサボイア家が社交の場として利用したカフェ、フランス文化の影響を強く感じました。 


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