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2019年はレオナルド没後500年記念の年と言う事で、ミラノ市は”ミラノとレオナルドの遺産”プロジェクトを開始しました。
その手始めとして、2017年3月24日より5月18日までノヴェチェント美術館にて”アンディ・ウオーホールのシックスティ・ラストサパー”展(要入館料)を、
そして4月1日より6月25日まで”最後の晩餐のアルケオロジー”展(入場料無料)をスフォルツア城で行っています。
つまり、ダヴィンチの最後の晩餐の考察。
オリジナルが激しく失われている最後の晩餐ですが、この五百年の間に数限りない模写がたくさん残っております。
そのうち95点を展示しているので、ダヴィンチファンにはたまらなく興味深いのでは?
↑中でも、こちら、チェーザレ・マーニの作品は、オリジナルに一番忠実と言われているものの一つ、これが間近に見れます。
↑こちらも1500年代のものなので、オリジナルから模写したものに違いありません。
↑こちらは、ダヴィンチの製作スタッフの中の1人が描いたものとされるもの。
↑こちらはリトグラフの版画。
こちら↑は興味深い、空襲前の部屋の様子。右の壁にも窓があったんですね。
ペテロの頭(右はヨハネ、左下はユダ)
最後の晩餐を見学した後は、サンタマリアグラツイエ教会から徒歩10分ほどでお城に行って、是非、この晩餐展を見に行かれることをお勧めいたします。
スフォルツア城美術館
火~日 (月曜日休)9時から17時半
撮影禁止。こちらの写真は記者たちを招いてのアンテプリマなので許可されました。
カタログが21ユーロで販売されています。
レオナルドダヴィンチ最後の晩餐のアルケオロジー展 期間限定特別展!
2017-04-22
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