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ミラノの街中に、「ミラノのシスティナ礼拝堂」と言われるほど、それはそれは美しい教会「サンマウリッツィオ教会」があります。
ミラノの「貴重な宝物の1つ」とされている、この教会の名はサン・マウリッツィオ教会。
有名なサンタマリア・デッレ・グラッツィエ教会からも徒歩で行ける距離にあります。
イタリアでも有名な銀行が出資して修復をし、昨年のエキスポを前に
昼休み無しで公開されるようになりました。確かにこの「青」は、パドヴァのスクロヴェーニ礼拝堂の「青」に共通したものが見られますし、フレスコ画も細かく、美しく保存されています。
こちらのフレスコ画をかいたのは、ベルナルディーノ・ルイーニとその息子。
ベルナルディーノ・ルイーニはレオナルド派の代表的な画家の1人で、
ダ・ビンチの直接のお弟子さんではないのですが、かなりダ・ビンチの影響を受けており、ミラノがあるロンバルディア地方ではダ・ビンチの優美さを忠実に習得した叙情的な画家と言われています。実際、ダ・ビンチの模写などをとっても美しく描いています。こちらは「ノアの箱舟」のシーン。
まだまだあるミラノの新しい見所、ご覧頂いては如何でしょうか?
ミラノのシティーナ礼拝堂
2016-07-15
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