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こんにちは!ミラノ発信者、ワキです。
今年104回めを数える自転車ロードレース、ジーロ デ イタリアが最終日を迎えました。
5月8日 トリノから始まり、全走行3410,9kmを21ステージ(tappa)で構成、30日(日曜日)は最終ステージミラノでした。
全ステージの合計タイムが一番短い選手が優勝、行程中の首位選手だけが着ることができるピンクのシャツ マリアローザ(Maglia Rosa)は、バイカーの名誉のシンボルで1931年から続いています。この色はイタリアのスポーツ紙 ガゼッタ デロ スポーツ(Gazetta dello sports)に由来しています。
21ステージはセナゴ(Senago)の町からミラノのドゥオーモ広場がゴールの30,3km。
優勝者は既にマリアローザで走行の
エガン アーリー ベルナル ゴメス(Egan Arley Bernal Gómez)、1997年1月生まれの24歳、コロンビア出身。2019年にはツール ド フランス(tour de france)で南米出身者初の優勝を果たした天才バイカー。
ベルナル!という声援の多さや、ミラノでコロンビアの旗をこんなにたくさん見るのは珍しい光景。恐らく20年近く前のF1のモントーヤ(Montoya)以来でしょうか。
表彰台(Podio)のベルナルは2位のイタリア人選手 ダミアーノ カルーゾ(Damiano Caruso)にエールを送る等、紳士的で心も広い。
若い彼らの心はもうツール ド フランスとオリンピックに向いているようでしたが。。。
因みにベルナルのチームはスカイテレビがスポンサーのスカイチームから始まったイギリスのイネオス グレナディオス(Ineos Grenadiers)、2010年からの先鋭チームで、ベルナルの自転車はイタリア製のピナレッロ( Pinarello)。
レースで勝てる自転車はピナレッロかビアンキ(Bianchi)と、どちらもイタリア製です。あとトレック(Trek)というアメリカ製のものも使われてきてはいますが、やはり主流はイタリアのものです。
イタリア人曰く、ツール ド フランスは世界最大のレースで、ジロ デ イタリアは世界最高のレースらしい。
快晴の下、セキュリティ強化で表彰台のシャンパンファイトまで近づくことは出来ませんでしたが、ミラネーゼの日曜の午後のイタリアをあげてのイベントに少しずつ復興に近づいている感がありました。
では、次回もお楽しみに!
編集:shota.k
速報!ジーロ デ イタリア(Giro d’Italia)最終日、優勝者決定!
2021-06-01
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