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    【ローマ現地生活】みんな知らないシリーズ “イイね!イタリア”  ①ローマっ子の店。(カンポマルツォ地区とサントエウスタッキオ地区)


    2021-05-28

  • Buongiorno!

    イタリア政府公認 旅サポート、マジカ☆イタリアのルーシーです。

     

    ローマ古い中心街の一画第四地区、RIONE IV CAMPO MARZO シンボルは三日月その隣のRIONE  VIII SANT’EUSTACHIOシンボルは牡鹿です。

     

    地域の気になるお店をご案内します。

     

    ほとんどの観光客は気が付かない地元の人が行くお店、場所はサンタ・マリア・マッダレーナ教会脇の細い道に入るともう中世の街中に飲み込まれたように古い500年以上建っているパラッツォが続きます。

     

    その内の一つですが、入り口気がつきましたか?

     

    facciata LùLù 

     

    店の名前が書いてありませんね、店の名前を書いていないほうが、Tassa sulla insgna 看板税を払わなくていいので節約できるんです。

     

    ローマっ子御用達のファッションブティクLùLù(ルル)に入店しますと日本のビジネスホテルのシングルルーム12平米くらいでしょうか、推定1500年代のマニエリズモ建造です。

     

    この時代の建造物の特徴は木材を使用しています。

     

    天井梁は一本の木を利用し、壁はレンガが裸で積んでありますが、昔は漆喰壁だったようです。

     

    日本では安土桃山時代ですので想像を絶しますね。

     

    Foto2 interno LùLù

     

    ブティクLùLùルルを出て数メートルいくとマッダレーナ教会広場の横に、素敵なケーキ屋さんに見間違うような肉屋があります。

     

    Angelo Ferociアンジェロ フェローチ)という1900年代初頭からある高級肉店があります。

     

    1924年のロンドン万博とローマ国際商品見本市にて、国から金賞を授与されている有名店です。

     

    ちなみにフェローチという屋号の意味が”猛獣”という意味で家畜じゃないっていうのがなんか面白いですね。

     

     

    Esterno Macelleria

     

    店内の床や壁は白いカラーラ産の大理石で覆われ、ガラスが張ってある大理石の寿司カウンターのようなBancoは、高さ1mもあります。

     

    なんといっても醍醐味は、宝石のように美しい総菜の数々です。

     

    今は、高級総菜しか売っていないのでお金持ちしか買いに来ませんが、食べてみたいですね。

    しかし、いつもにぎわっていますよ。

    ローマにほとんど残っていない形態のお店です。日本でも総菜屋や乾物屋はまだ生き延びているでしょうか?。

     

    昔ながらの乾物屋(ハムやパン売っている店)も数件残ってます。

     

    SURUMERIA

     

    この地域は、500年以上前からサンピエトロ寺院にお参りする巡礼者(徳を積んだ金持ち)の旅籠屋が多くあるところでした。

     

    ですから今でもパンテオンの前の広場には、今でも営業してるホテルがあります。

     

    こんなに長いこと営業していたのに(場所は同じで形態は変遷したが) 残念なことにCOVID-19の影響により今は、休業中です。

     

     

    最近はやっと外出ができるようになり街が活気を帯びてきました。

    A presto! 次回もお楽しみに、マジカ☆イタリア


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