クレモナのトラッツオ(階段)に上がってきました!! みゅうローマ みゅうベネチア ブログ記事ページ

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    クレモナのトラッツオ(階段)に上がってきました!!


    2019-02-15

  • 一生上ることは無いと思っていたクレモナのトラッツオ。

    だって、502段の階段なんですよ、何が楽しくてお金払って階段なんかと思っていた私・・・。しかしですね、抜けるような青い空を見ていたら、やっぱ、のぼるっきゃない!と言うことで意を決してとうとう上ってきました!青い空の誘惑^^

    三つのTの町と言われるクレモナ。そのひとつがこのTorrazzo(トラッツオ)。ちなみに三つのTとは、Torrazzo、Torrone(お菓子)、そしてTette(おっぱい???ん?)

    トラッツオ

    この↑堂々とした姿。高さ112,20メートル。オリジナルは1267年に造られているのです!グエルフォの胸壁を持つロマネスク様式。その上には二つの八角のドラム(タンブーロ)を先端に掲げています。工事は1305年に終わったらしいです。イタリアで一番高い鐘楼はウディネのモルテリアーノの鐘楼ですが、こちらは1954年に建てられた新しい建築で、クレモナの1305年は驚異的ですね。

    クレモナ ドゥオモとトラッツオ

    先端のエレガントなことったら。(隣はもちろんクレモナ大聖堂)

    天文時計も1583年のものでパーフェクトに動くメカニズムはオリジナルのまま。もちろん、文字盤は何度も塗りなおされ、現在のものは1970年のもの。

    ・・・とうんちくはさて置いて・・・

    10時の開館と共に一番乗り。

    門番のおじさんは広場で隣人と立ち話しててなかなか開けてくれなかった・・・「ちょっと待っててー、僕が開けるからー」って。寒いんですけど。さすがおしゃべりに命かけるイタリア人!そんなところも愛くるしい、と思えるまでに私も成長したなあ。

    ゲートを開けて貰うと、まっすぐ先には、例の、クレモナの英雄、ジョヴァンニ・バルデージオが!!

    クレモナの英雄

    コントにしか見えない像だけど、一応、クレモナの英雄。12世紀に赤ひげ皇帝フリードリッヒの息子に戦いを挑み、勝利し、街中を非課税にすることに成功した町の英雄^^勝利って言っても、ボッチェと言うボールのゲームでなんだそうです。でもクレモナの紋章にボッチェを持つ手が加えられているのですよ。でも、この像、お腹でっぱってますよね?

    さて行きましょう。

    トラッツオ

    トラッツオの階段

    最初は手すりもあるし、広いんですけどね。

    トラッツオミュージアム

    各偕にこんな風に↑時計のメカニズムを説明するミュージアムがあり、そこで一息つくことができる・・・

    トラッツオ ミュージアム

    トラッツオ 階段

    そして↑螺旋階段になっていきますー。意外と楽勝でしたが、足元には気をつけないと。

    トラッツオ 眺め

    はい、そして念願のクレモナの景色・・・青空に映えます。

    トラッツオ 眺め

    ポー川見えないかな。でも、ため息が出るほど素敵でした。

    さて、最先端へ・・・と思ったらこれ↓

    トラッツオ 螺旋階段

    えっ?これ?上がるんですかい??うーん、とちょっと考えて5段ほど上ってみたんですが、降りられなくなる危険あり、と言うことでチキンな私は断念してしまいました。(誰が上まで上がったら、報告してくださーい)まあ、しかし、絶景見れたし、空に近づいたし、満足。

    絶好のトラッツオ日和でしたから、本日は。

    余談ですが、クレモナ人の友人が、僕は小学校のときに1度上っただけだね♪って。まあ、そんなものか。地元の人は。

    ちなみにオマケでTorrazzo by night↓

    トラッツオ

    幻想的♪

    そしてもひとつオマケに夕方のドゥオモ↓

    クレモナ ドゥオモ

    あー、また今すぐに行きたくなってしまいました!

    時間帯: 10.00-13.00 e 14.30-18.00 
    閉館日 祝日でない月曜日、元旦、復活祭、8月15日、12月25,26日、12月31日
    料金: 一般€ 5,00 学生・シニア: € 4,00 

    次回はクレモナのレストランも紹介してみたいと思います。

    ミラノからはローカル線で一時間ほど。

    過去のクレモナの記事↓

    クレモナでストラディヴァリウスのミニコンサート

    クレモナのバイオリン工房の見学

    クレモナのトローネ祭り

     


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