ベルガモの時計の塔からの展望と寄木細工 みゅうローマ みゅうベネチア ブログ記事ページ

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    ベルガモの時計の塔からの展望と寄木細工


    2018-08-30

  • ベルガモ市の塔

    今日はミラノから北東へ。車だと45分ほどで到着するベルガモの町の市の塔からの展望をご紹介したいと思います。

    ベルガモの町は古い町並みが残るチッタ・アルタ(上の町)と新しい建築が多いチッタ・バッサ(下の町)に分かれています。

    もちろん観光は(バッサにあるカッラーラ絵画館は必見ではありますが)上の町が主流。

    列車で行った場合は主流となる大通りを駅からまーっすぐ歩いていると、チッタ・アルタに連れて行ってくれるフニコラーレ(登山電車)がありますからそれに乗っていきましょうね^^

    ベルガモ

    ちなみに車で行くと駐車場で、車を降りてヴィスコンティ支配時代に作られたチッタデッラ(要塞)のところから町に入っていきます。

    ベルガモ

    門をくぐると中心であるヴェッキア広場へ続く一本道。

    ベルガモ

    主要なお店が並びますから・・・特にお菓子やさんが目に付きます。

    この日は日曜日だったので、人でいっぱい。

    日曜日は下の町の住人たちが上の町にやってきて街ブラする日。

    ベルガモ

    到着~~。すぐ着いちゃいます。

    上の写真はもともとは12世紀の建築で現在のものは16世紀の頭の火災の後の再建築であるラジオーネ宮殿。ヴェネツイア共和国支配下時代なので、翼のはえたライオンの浮き彫り^^あちこちにヴェネツイアの足跡

    この建物の裏には、ドゥオモ、そしてサンタマリアマッジョーレ教会、コッレオーニの霊廟などの、チッタアルタのスターたちがいます。

    やっぱり必見は、サンタマリアマッジョーレ教会の寄木細工ですよね、これは世界一とも名高いです。

    ベルガモ

    これですよ↑これ。この画がなんと寄木細工なんですよ。色の違う木を組み合わせて作っているんです。信じられない精巧さです。

    ベルガモ

     ロレンツォ・ロットの下絵に、ジョヴァン・フランチェスコ・カポフェーリによって作られた傑作です。

     ベルガモ

    ベルガモ

    内部はこんな↓感じ。元のロマネスクの面影無しのコテコテのバロック。

    ベルガモ

    ベルガモ出身のオペラの作曲家ドニゼッティの霊廟↓もあります。

    ベルガモ

    ちなみにこちら↓は南側の入り口。南か北からしか入れません。

    ベルガモ

    いやいや、メインは冒頭の写真!市の塔、または大鐘楼と呼ばれるこの塔に上ることでしたー。

    約53メートル。もともとは11世紀から12世紀にかけて作られたもの。ヴェネツイア共和国の時代には、夜の22時に外壁を閉じたので、それを告げるために100回鐘を鳴らしたそうで、その習慣は今も受け継がれている。ひえーっ。夜はちょっとうるさいかも。

    階段で上ると230段ですが、5ユーロでエレベーターに乗れまーす。

    上ると、絶景なんですよ、ベルガモのチッタアルタに行って、上がらないのはもったいない!

    ベルガモ

    ↑これは北の方角に広がる景色

    ベルガモ

    こちらは南。上からみるコッレオーニの霊廟の美しいこと美しいこと。

    実はこの後、階段でもっと上に上がって、またまた絶景だったのですが、金網が張ってあったので写真はどうも・・・。

    ベルガモ

    ベルガモのチッタアルタ・・・

     


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