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イタリアが世界に誇るオペラの殿堂スカラ座。
あのマリアカラスが11年間歌った劇場。
・・・と言うことで、今日はスカラ座バックステージツアーをご紹介したいと思います^^
今回はなんと、舞台から観客席を眺める、マリアカラスが見た景色↓が見られたことが感激でしたー。
バックステージツアーに参加しても、なんせ劇場ですから、いつでも舞台に上がれるとは限らないのです。
私も前回は上がれなかったので、今回は初めての経験に、とても感激しました。
バックステージツアーは英語とフランス語とイタリア語の回があります。
ご案内してくれるのはもともとはフランス人のフランシーヌさん!
フォアイエでのイントロデュースの後、ロイヤルボックスに連れて行ってくれます。
スカラ座のリニューアル前とリニューアル後の違いの話など・・・
ロイヤルボックスから見た劇場↑ イタリア大統領もここに座ってオペラを観賞します。
普通のスカラ座博物館の入館料のみだと3階のフォアイエと3偕桟敷席から劇場を眺めるだけなのですから、バックステージツアーは貴重な体験です。
シャンデリアのランプは383個。これを一年間もたせるために、開演前のほんのちょっとしかつけないんだそうです。なんてたって、年に1度しか下ろさないものですから・・・。
これ↑は左端のオリジナルの要素を残す桟敷。暖炉付きで、鏡張り。幕裏がちらっと見えそうな・・・
この桟敷から見たステージ↑
この桟敷から見た劇場内↑。全てが見渡せるから監視用かしら?なあんて・・・。でも、王家の桟敷だったそうです。
そしてこのあと、とうとうお楽しみのステージへ!!
そしてあの、冒頭の写真へとなるわけです。
マリアカラスが立ったステージから観客席を眺める、と言うのは、本当に感動的でした。
それも、世界のスカラ座で!!
そしてここから地下に行って、舞台背景を動かす機械を見た後に平土間へ・・・
こちらは平土間から見た、さっきまで私たちが居たステージ↑
平土間から見上げた桟敷席↑
さて、ツアーも終わりに差し掛かり、フランシーヌさんはとても興味深い裏話をしてくれました。天井桟敷の住人vsチェチリア・バルトリのエピソードが最高でした^^
うふふ、来年の10月またチェチリア・バルトリが久しぶりにスカラ座で歌うそうなので、なんだか私も是非、天井桟敷で観劇したくなりました。
天井桟敷の中でも特に、桟敷と向かい合わせて左あたりに点の辛い住人たちがごっそり固まってるんだそうですよ。
そうそう、そう言えば私も、1度、ランメルモールのルチアを観に行ったとき、ソプラノの調子が悪く、高音が出なかった(なんてったって、ソプラノつぶしのドニゼッティ作曲ですから・・・)もんだから、上からブーイングの嵐で、なんだか可愛そうになったのを覚えています。
恐ろしいところだ~~と・・・。
と言うことで、一階のフォアイエのところで、ツアーは終了。
45分と言うことでしたが、実際は一時間くらい。
バックステージツアーの予約はスカラ座のサイトでできます。
25ユーロでもちろん、入場料込みなので、通常の入場料9ユーロなので、プラス16ユーロでこの貴重な経験ができるのですー。
スカラ座バックステージツアー
2018-08-26
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