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さて、またダヴィンチネタです。なんてったって、来年2019年はダヴィンチ没後500周年記念ですから、ちゃくちゃくとその準備が進められています。
2018年10月13日から2019年1月13日まで、最後の晩餐の館内において、”最後の晩餐のための最初のアイデア”展なるものが開催されます。
なんと、イギリスのロイヤルコレクションから、10枚の素描を、エリザベス女王から借りてきて展示されます。もちろん、それらは最後の晩餐を書くための習作たちです。
うち、七枚はなんとダヴィンチの手による習作。そして、三枚の素描は、チェーザレ・ダ・セスト、フランチェスコ・メルツイと言った弟子の手によるもの。
小さな特別展ですが、なんと価値の高い特別展でしょうか!!
詳細はこちら↓
1.最後の晩餐のための習作と幾何学的建築学的素描(ダヴィンチ作)
2. ヨハネの手 (ダヴィンチ作)
3.バルトロマイの手 (チェーザレ・ダ・セスト作)
4.トマソの左手 (チェーザレ・ダ・セスト作)
5.ペテロの腕 (ダヴィンチ作)
6.バルトロマイ(?)の頭部 (ダヴィンチ作)
7.シモンの頭部 (フランチェスコ・メルツイ作ダヴィンチの模写)
8.大ヤコブ (ダヴィンチ作)
9.プロポーションラインの左足 (ダヴィンチ作)
10.ガレアッツォ・マリア・スフォルツァの紋章(ダヴィンチ作)
ダヴィンチ直筆の素描が見れちゃうこの三ヶ月ですが、しかし、最後の晩餐には人数制限が・・・
現在は30人ずつ15分おきに入場となっていますが、この特別展開催期間は20分の滞在ができるそうです。
ん?!
となると、一日の見学者の人数が減ってしまって、ただでさえ予約の難しい最後の晩餐の予約がもっと難しくなる??
チケット代はと言うと、この期間も通常通りだと発表がありましたが、恐らく、私の予想では、一度に入れる人数が増やされる(10人増やして40人にすれば今までと同じ数のチケット売れますよね~)か、或いはこの特別展の間は時間の延長がなされるのでは???
こういうことも、結構直前にしか決まりませんから。恐らく、夏休み明けの9月の頭くらいに決まるのでは??(なんでもぎりぎり~)
とにかく、なかなか見れないダヴィンチの素描。それも、晩餐のオリジナルの壁画を見ながら、習作も見れてしまうって楽しみですねっ!
”最後の晩餐のための最初のアイデア”展
2018-07-02
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