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いえいえ。これ↑のことでは無いですよ。これはあまりにも有名です。
なんと!先日、 イタリアの美術研究家らが、天使の横顔の1枚のタイル画が、ルネサンス期の巨匠、レオナルド・ダ・ビンチの最初の自画像と考えられるとの見解を発表したのです!作品中に書き込まれた署名や年代などから、ダビンチが18歳の時に制作したものと結論づけられたようです。
20cmx20cmのその絵は大天使ガブリエルの横顔をタイルに描いたもので、赤外線の分析では、下あごのあたりに”da Vinci lionardo"と言うダビンチの署名や1471年の4月に制作したことなどが記されていたそう。
この画はイタリア南部の貴族の子孫が家屋を清掃しているときに発見したもので、ダビンチの研究者や筆跡の専門家らが3年にわたって調べた結果、彼らの結論はダビンチ本人の作品であると言うことに。
決定的根拠となったのは、ダヴィンチの傑作である岩窟の聖母子やこれまで、署名のある作品の中でもっとも初期のものとされていた川のある風景画素描などのダビンチ作品のものとの署名の筆跡の類似点。
なんてったって、ダヴィンチの最初の自画像、ついでに署名入りなんですから、その価値はすごいものになりますよねっ。
早く見てみたいですが、恐らく来年のレオナルド没後500周年記念にどこかで一般公開されるのでは??
ちなみに、この画のコピーが、6月23日より、ローマのLeonardo Da Vinci Experienceで公開中。
写真はこちらで見てくださいー
新発見?若きダ・ヴィンチの最初の自画像
2018-06-25
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