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クリスマスとは打って変わって賑やかなのが年越しです。
カウントダウンにスプマンテで乾杯、そして各地で花火。
友達同士でわざわざ小旅行をして年越ししたりします。
注意しなくちゃいけないのはレストラン。
閉まるレストランが多いですし、開いてるレストランも、アラカルトじゃなくてフィックスメニューのガラ・ディナーがほとんど。
予約しないと食べられないかもしれませんよ。
通常はワインなどの飲み物込みのお値段になります。
21時くらいからカウントダウンまで。
もちろん若い人はクラブで。クラブもいろんなイベントを企画してもりあがります。
ちなみに公共の乗り物(バス・地下鉄など)は平日より遅い時間まで動いていますが、タクシーなどを見つけるのは困難だと思います。
なるべく滞在先まで徒歩でも帰ることができるところがおススメ。
さて!!それではイタリアは大晦日に何を食べるのか?
もちろん家庭にもよりますし、州によってまちまち。
一応クラシックなメニューを一つご紹介してみますと、レンズマメとコテキーノと呼ばれる豚のひき肉の大きな腸詰め(ちなみに豚足に詰めるとザンポーネと呼ばれます)の料理です。
コテキーノは調理されたものがスーパーに売ってるので、湯煎で数十分温めるだけでお手軽にできます。
レンズマメは玉ねぎや人参、セロリのみじん切りと共にスープで煮込んで結構簡単にできます。
コテキーノとレンズマメの絶妙なマリアージュです。
ところでなぜイタリアでは年越しにこれを食べるのかと言うと・・・
レンズマメは形がコインに似てることから、金運を引き寄せる縁起の良い食べ物。そして豚肉の腸詰めコテキーノは豊かさの象徴なのだとか。
まあ、ここでも縁起担ぎですよね。
イタリアで年越しを予定している方は是非レンズマメとコテキーノ、食べてみてください。
それでは良いお年をお迎えください。
来年もよろしくお願いします。
大晦日の伝統的メニュー
2017-12-29
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