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イタリア起源のプレゼーペ。今ではカトリックのどこの国でも飾るのが風習となっています。
そうなんです、イタリアではどちらかと言うと、クリスマスにはツリーより、このプレゼーペを飾るのが風習なのです。
各家庭や、教会、学校などの公共機関などなどであらゆる場所に飾られます。サイズも巨大なものから、本当に小さなものまでさまざまです。
一言で言えば、イエスキリスト誕生のシーンを再現した箱庭みたいなものです。もちろん、お母さんのマリア、お父さんのヨセフ、天使、羊飼いたち、羊、牛、ロバなどの動物たち、東方の三博士たちも登場します。
ちなみに赤ちゃんのイエスキリストは、24日から25日にかけて置かれるのが正しい飾り方。それまでは置きません。
また博士たちがやってくるのは1月6日ですから、忠実な人は、毎日少しずつイエスに近づけるんだとか。
13世紀聖フランチェスコによって始められたと言う説があります。
伝統的にはツリーやプレゼーペなど、クリスマスの飾りは12月8日の御宿りの日に飾られ、1月6日のエピファニーの日まで飾られています。
皆さんもイタリア各地でいろんなプレゼーペを楽しんでください。
ちなみにお土産ものやさんにもちっちゃなプレゼーペ売ってます。
こんなのとか。
こんなちっちゃくて可愛いのもあるんですよ!!
ちょっとしたお土産にどうでしょうか?
プレゼーペのお話
2017-12-23
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