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聖母マリア無原罪のお宿りの日。
4連休明けの寒波の中のイタリア。
しかし、賑わっておりました。各地でクリスマスマーケット開催。
人人人!個人的には人ごみは苦手・・・。でも、クリスマスだから例外!イルミネーションにテンションがあがりますね!しかし、スリには、できれば、もうちょっと活動を控えてほしいですね!
さて、12月8日が御宿りの日と先日のブログに書きましたが、
意外とマイナーなこの祝日は何の日なのでしょう?
とある友人が、聖母マリアのお腹にイエスが宿った日、と思ってたそうです。
そして神の子はお腹の中で超速で育って17日後には出産!・・・・と、それじゃあスーパーマンかオカルト映画じゃないですかあ?!
神の子だから、そんなのもありかもしれませんが、しかし万が一そんなことになっていたら、それこそ魔女扱いされて処刑されてしまいます。
ちなみに受胎告知の日は3月25日(おそらく後から決められたとは思いますが)なのです。計算合いますよね^^
それではお宿りの日とは?
聖母マリアがお母さんの聖アンナのお腹に、(ここからが大事なんです)罪無く宿った日なのです。
カトリックの教義では、人間は皆罪と共に生まれてくる(イブがりんご、と言うか、知恵の実を食べちゃったから)んですが、マリアは宿ったときから無原罪と言うわけです。
この教義が公認されたのは、1854年ピウス9世によってでした。
そこから12月8日はカトリックの祝日となるわけなのです。なので、プロテスタントはもちろん、正教会ではこの日は無いわけです。
クリスマスシーズンと言えばクリスマスマーケット。
そして寒いクリスマスマーケット巡りはグリューワインで体を温めましょう^^
イタリアだとヴィン・ブルレ(Vin Brule')、日本ではドイツ風にグリューワインと呼ばれますね。
赤ワインに砂糖とシナモンやクローブなどの様々なスパイスを加えて暖めたワイン。トウシキミやりんご、オレンジピール、レモンピールなども加えたりします。
あつあつが好きなんですが、この前、超あつあつのを喜んで呑んでたら、アルコール分が飛んでしまっていたようで今ひとつ温まらなかった・・・。
クリスマスマーケットでは是非飲んでみてください。甘酸っぱくて美味しいですよ。
聖母マリア無原罪のお宿りの日
2017-12-11
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