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エミリア・ロマーニャ州にはモーターヴァレーと呼ばれる一角があります。
数十キロ平方メートル内に、フェラーリ、ランボルギーニ、パガーニ、マセラティ、ダッラーラ、そしてバイクのドゥカーティと言った、2輪4輪の工場が密集しているメカ好きの聖地のようなところ。
一番メジャーで商業戦略も大規模なのはもちろんフェラーリですが、今日は私の一番大好きなランボルギーニを紹介したいと思います!!
場所はサンタ・アガタ・ボロニェーゼ。ボローニャの駅からタクシーで40分、モデナ駅から30分くらいの場所にあります。
着くといきなり入り口にランボルギーニが停まっていてテンションあがります。
運が良ければ、顧客が試乗に来ていて、これに乗って走ったりしているので、そのエンジン音が聞けるかもしれません。
11月1日から3月31日までの冬時間は一時間早く閉まるので気をつけてください。
工場見学はミュージアム・フィー+60ユーロで75ユーロになります。(要予約)
ミュージアムに入ると・・・
ランボルギーニの記念すべき第一号スーパーカーの350GT
数年前までは殺風景なショールームのようだったランボルギーニミュージアムも今ではミュージアムらしく演出され、立派になっていました。
スーパーカーブームの走りとも言われるまつげのミウラちゃん。
そして・・・スーパーカーの代名詞、カウンタックのプロトタイプが!!スーパーカー世代にとっては涙が出るほどの感動。
そして!アヴェンタドール・ロードスターが壁に!!
そして最新カー、ウルス。デザインはスーパーカーのSUVで、お値段も2000万円ほどと言う事で、比較的安価なランボルギーニ?
とにかくSUVには見えないSUV。来年発売予定。
そしてさて、工場見学へ・・・
もちろん!企業機密なので、写真撮影NG。残念・・・写真は撮れません。手荷物はすべてロッカーに預けさせられるので、隠し撮りもさせない徹底ぶり。
仕方ないです。アヴェンタドールとウラカンのアッセンブリーラインを目に焼き付けておきましょう・・・。
しかし、やはり憧れのアヴェンタドールのアッセンブリーラインを間近に見られるのですから、それだけでも興奮状態。
まず驚いたのは、なんと秒数でカウントダウンしているところ。ここはおそらく、イタリアで一番時間に厳しい場所。Trenitaliaに見せてあげたい!!
組み立て作業はすべてが人間の手で行われるところがまたすごい!
塗装がまたすごいのは、一台のアヴェンタドールはたった一人の手によって、なんと200時間かかって行われるのだ。(複数の人の手によって塗装されるとムラができるため)
個人的にはこんなすごい車に乗ってしまったら、キズつくのが心配で逆に外を走れないなとため息が出ました。
モデナ駅からシャトルバスがあるフェラーリミュージアムと違って車が無いとたどり着くのにちょっと不便なランボルギーニミュージアム・工場ですが、だからこそ価値がある。
車好きの方は是非是非、訪れてみてください。
夢のスーパーカーランボルギーニ工場見学!
2017-10-25
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