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夏のヴァカンスのピークは”フェラゴスト”と呼ばれる8月15日です。
と同時に聖母マリア被昇天祭と言うカトリックの祝日です。
フェラゴストはもともと、古代ローマ帝国時代からあった祝日なんだそうです。
語源は、Feriae Augusti、アウグストスの休息、と言う意味なんだそうです。なので、起源はなんと、紀元前18年なのだとか。
収穫の神コンソに捧げられた年に二度あるのお祭りの一つで、もともとは8月21日だったそうですがね。
そして!カトリックにとって8月15日は聖母被昇天の日ですが、これが教義されたのは、結構最近の1950年ピウス12世によってでしたが、オフィシャルではなくても、7世紀ごろから、この日が聖母被昇天の日とされていたようです。
聖母マリアは霊魂と肉体と共に、天にあげられたとされる日。
こんな風に、カトリックの祭日はもともと、ローマ神教のお祭りを起源とするものがかなりあります。
余談ですが、12月25日はもともとはローマ神教の太陽神”ソル・インヴィクトスの誕生日だったのです。
この日をイエスキリストの誕生日にしたのは、325年の二ケア会議のことでした。
まあ、それはさておき、アウグストスの時代から続く、イタリアのヴァカンスシーズンのピーク。
とにかく暑いので、皆海や山や湖に行って涼む時期と言うわけです。
フェラゴスト?聖母マリア被昇天祭?
2017-08-04
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