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皆様こんばんわ(イタリア時間17時40分です)。パリの同時多発テロから間もなく1ヶ月が経とうとしているところですが、イタリアではもうこのニュースがテレビや新聞で取り上げられることも少なくなり、クリスマスのプレゼント商戦が街中で賑やかに繰り広げられています。12月8日にローマで聖年祭が正式に幕開けし、テレビではサンピエトロ広場での入場時のチェックの厳しさを伝えていましたが、これはテロに拘らずもともと予定されていた警戒態勢です。ベネチアでは来る13日の日曜日にサンマルコ聖堂で聖年祭に因んだ特別行事があり、一般の観光客は終日入場できませんが、これはミサと宗教行事のためであり、特別警戒の余波ではありません。ベネチアはいたって平穏、訪れる人の数もむしろいつもの12月よりも多いくらいです。ここ数日霧も出て寒い日が続きましたが、多くの訪問客の生み出す喧騒も相まって、サンマルコやリアルトといった街の中心地はクリスマス前の賑やかな雰囲気に包まれています。
パリ同時多発テロの影響 12月のベニス
2015-12-09
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